SL Simulator 蒸気機関士

発売元:サイト外へのリンク株式会社スマーツジャパン

2000年7月発売

プレイ画面 本山駅を出発 このソフトはその名の通りSLの運転をシュミレートする物です。シュミレート具合は実際にSLの運転を見たことはないのでどの程度実車に近いのかはよく分からないのだが、開発元のコメントなどを見ている限り、できる限り実際の運転に近づけるよう頑張られていることがよく分かる。運転台の計器類の表示は実際よりかなり簡略化されて分かりやすい表示になっているようだが、そのシュミレート性はなかなかいいようだ。運転も実際より簡略化されているところもあるのだが、それでもかなり難しく、電車の運転と違って常に何かを操作していなければならないほど忙しい。これは実際は機関士と機関助士の二人で行う作業を一人でやらなければいけないためというのもあるのだが。

 また、機関車や景色は全てポリゴンで描かれているのだが、これが非常にきれいである。さすが最新機種のみにターゲットを絞って開発されただけのことはある。視点もあらゆる場所に設定することができ、リプレイすることもできる。ただし、この画質の良さのために最新機種でないと動作すらしない場合も多いようだ。動作環境は以下の通り。なかなかすごい動作環境である。こんなにマシンスペックを要求するゲームも珍しいと思う。しかしそれだけのことはある。購入の際は自分のマシンで動くかよく確認してから購入してください。なお、ここの記述は間違っているかもしれないし、動作環境が変わることもあるので購入前にスマーツジャパンのホームページで確認されることをおすすめします。

 このゲームは現在も無料バージョンアップが行われていて、将来的にはジョイスティック対応やインターネットプレイもできるようになる予定らしいので今後が楽しみです。今後のサポートを受けるためにユーザー登録は必ずしておきましょう。

 なお、ここに掲載のスクリーンショットは最高画質の設定にしてプレイしたときのものです。私の環境ではこの画質ではとてもプレイできるものではありません。

 上記のインターネットサイトから体験版デモをダウンロードすることができるので、興味のある方は試してみてください。ただし、25MBありますが。

動作環境

プレイ画面 新金屋駅への進入特にビデオカードの性能はフレームレートに大きく影響するようです。最低画質、通常画質、最高画質の設定がある(もっと細かく設定することも可能)のだが、800*600の通常画質でプレイするにはハードウエアT&L搭載のビデオカード、具体的に現時点(2000年8月時点)で出ているものではGeForceシリーズかRADEONが必要のようです。高級なビデオカードを使えば、CPUパワーがある程度低くても快適に動作するようです。なお、APGインターフェースのものしか動作しないようなことも書いてありますが、当方の環境はPCIのビデオカードですがかなり厳しいなりにも動作はします。しかし、大量のテクスチャデータを扱うようなのでAGP、それも4倍速転送の可能なものが望ましいと思います。RAMが128MBも必要なのもテクスチャデータ格納のためのようです。

サウンドカードは現時点では推奨カードはSoundBlustorLiveシリーズのみのようで、その他の多くのカードは動作はするが一部に問題が出るようです。


2002年2月追加

ビデオカードをRadion7200(AGP 64MB)にアップデートしました。CPUは今まで通りAthon700です。800*600の最高画質で問題なくプレイできるようになりました。やはりハードウェアT&Lの効果は大きいようです。

なお、予告されていたジョイスティック対応等はとうとう行われませんでした。スマーツジャパンのサイトからもこのソフトの情報は消されてしまったようです。