2003/4/22、4/29追加
開発元であるマイクロキャビンのサイトで公開されていた攻略情報がサイト改変によって消滅してしまいました。この攻略情報はAdvanceの元になったPerfectのものですが、Advanceでもほぼそのまま当てはまるように思います。プレイするには是非欲しい情報ですので、サポートにメールして当サイトで公開する承諾を頂きました。更に、アップデートプログラムも合わせて置いて欲しいとのことでしたので、アップデートプログラムも転載させて頂きました。
この攻略情報とアップデートプログラムはマイクロキャビン様の承諾を得て転載させていただきました。
2002/6/23追加
再発売されたことにより、当サイトにこの情報を求めてきていただく人がある程度いるようですので、私の持っている攻略情報などを追加しておきます。
(2002/2/27追加)長らく製造中止で入手困難な状態が続いていましたが、このたびNECインターチャネルから再発売されました。値段も手頃になったので興味ある方は一度プレイしてみてください。
荒巻義雄氏のシミュレーション小説「紺碧の艦隊」シリーズをゲーム化した戦略シミュレーションゲームです。よって、このゲームをプレイされる前に紺碧の艦隊及びそれと同一の世界設定で並行して出されていた旭日の艦隊を読まれるといいと思います。ただし、後半は戦闘シーンがめっきり少なくなりますが。
紺碧の艦隊、紺碧の艦隊2ときて、この作品は紺碧シリーズ3作目になります。といっても、タイトルの示すように2のアップグレード版といった感じで、PC98版、Windows3.1版紺碧の艦隊2を機能を追加してWindows95に移植した物です。私は紺碧の艦隊もPC98版紺碧の艦隊2も持っていますが、2から変わった点は1であった戦闘ムービーの再生が追加されたこと、艦船設計システム「HLG55」がパワーアップしたこと、グラフィックがハイカラー以上に対応したこと等です。ルールも多少新しくなっています。
このゲームの特徴はなんといっても艦船設計システム「HLG55」にあると思います。このシステムは、画面上に部品を配置していくことにより、非常に細かく、しかも現実に近い形の艦船の設計ができます。簡易的に艦船設計のできるゲームは多いのですが、そのようなゲームは簡単に非現実的な強さの艦船ができてしまうのですが、このゲームは違います。実際の艦船設計の難しさが味わえるゲームです。
普通の太平洋戦争をシミュレートするゲームは主になる敵国はアメリカで、マップは太平洋(とインド洋)だけという物が多いのですが、このゲームは、紺碧の艦隊をゲーム化した物であるため、マップは全世界になっています。よって大西洋まで勢力を広げていくことも、世界征服をすることも可能です。もっとも、世界征服はこのゲームの目的ではありません。このゲームの目的は、他国といかにうまくつきあうかにあります。グッドエンディングにたどり着くには、イギリス及びアメリカと同盟を結び、ドイツを倒す必要があります。よって、ドイツは非常に強く設定されています。艦船の質や航空機の質も、アメリカよりも日本よりも上です。
購入してからしばらく、KERNEL32.DLLのエラーなどが出てうまく動かないというトラブルが発生していましたが、解決しました。640MBのMOにインストールしていたのが問題でした。230MBのメディアを使ったら問題なく動くようになりました。
なお、マイクロキャビンのホームページに、バグ等を修正したプログラムがアップされているので、このゲームをお持ちの方はバージョンアップをしておきましょう。->アップデートファイルは削除されたようです。マイクロキャビン様から転載の要請を頂きましたので、当サイトで公開しています。上記のリンクからダウンロードして下さい。NECインターチャネルから発売されているものはアップデート済みか、アップデータが別に入っているとのことです。