ぼくは航空管制官2

2005-7-31改訂

高得点のこつ

マニュアルには書いてないようですが、実際にやってみたりネットで調べたりした高得点を出すためのこつです。

ストレスなしの状態でクリアすると2000点のボーナスがもらえます。

私流の管制

ここでは私の管制のこだわりやこつを書いておきます。実際にはどうか知りませんが。

滑走路がクリアになるまで次の機に離陸・着陸許可を出さない

前の着陸機が滑走路を出る前に次の機に着陸許可を出してしまうと、前の機が滑走路を出る前に次の機が着陸してしまって衝突する危険があります。タイミングが重なってしまったら次の機体には(申し訳ないのですが)ゴーアラウンドを命令しましょう。

実際の管制では、羽田のような平行滑走路のある空港で片方を着陸専用に使う場合に限って先行機が速やかに滑走路を空けることを見越して滑走路が空く前でも着陸許可を与える方式を行っているそうです。よってそれ以外の場合は滑走路がクリアになる前に着陸許可を出してはいけません。忙しい空港ではそうも言ってられません。実際の管制基準では同時に複数機を滑走路に入れない(離陸機が滑走開始したあと及び着陸機が滑走路に着いたあとに次の機体を滑走路内待機させるのはOK)となっているようです。

とは言っても、実際にはこれを守るのは不可能な場面があります。私は着陸機が滑走路についたら次の機に着陸許可を与えています。本当はアプローチの段階で上空待機を命令するなどしてうまく調整しなくては行けないのですが、上空待機が命令できないルートが多いのが難しいです。

離陸機が連続する場合も、離陸機が何らかのトラブルで離陸を中止して滑走路上で止まるかも知れませんので、滑走路を離れるまで次の機体に離陸許可を与えてはいけません。

出来るだけまとめて離陸・着陸をさせる

離陸だけ、着陸だけなら多くの機が連続していても順番に管制を移管していけばよいので楽です。離陸と着陸が重なると移管の順番が逆になるし、タイミングもつかみにくいので大変です。

小型機は手前から、長距離便は滑走路端から離陸させる

長距離の大型機は燃料をたくさん積んでいて重いために離陸に必要な距離が長くなります。よって滑走路の端から離陸させてあげましょう。小型機は必要ないのに滑走路端まで誘導していては時間がかかって不満が増える(かもしれない)ので早めに離陸させてあげます。(滑走路の途中から離陸させられるのはかごしまのみです)

(ストリップの)到着予定時刻を見る

到着予定時刻まで時間がある便は上空待機させても(実際は)それほど不満は増えないのではないかと思います。到着予定ギリギリにやってきた航空機はさっさと着陸させてあげないと乗客から不満が出ますし、次の出発予定が入っている場合は出発まで遅れてしまう可能性があります。

同じ部所(管制)で複数機を担当しない

1つの部署で使える無線は1系統なので複数機を担当するとどちらかの機が交信したいのに待たされるという事態が起きます。やむを得ない場合も多いですが、出来るだけ複数機を担当しないようにすべきです。

特にタワーとグランドは複数機を担当すると大変です。着陸便の直ぐ後で出発便を離陸させようとするときは次のように操作するとスムーズに出来ます。

  1. 離陸便にタキシング許可を出した後、タワーへのハンドオフを暫く待つ。
  2. 到着便をグランドへハンドオフする。
  3. 出発便をタワーへハンドオフする。(到着便のハンドオフの交信が終わる前に行う)
  4. 出発便に滑走路内待機の指示を出す。
  5. 到着便に到着スポットを指示する。
  6. 到着便が滑走路を出たのを確認して出発便に離陸許可を出す。

これでタワーとグランドでお互いに担当機を交換する形になってスムーズに行きます。グランドへのハンドオフを先にするのはこちらの交信の方が時間がかかるからです。なお、たいていいきなり離陸許可を出しても大丈夫ですが、ここでは安全を考慮して取りあえず滑走路内待機を指示して、後で離陸許可を出しています。

交信してきた機には出来るだけ素早く指示を出す

それが待機の指示であったとしても、指示を出すことで不満を少しは抑えられるようです。とにかく素早く指示を出しましょう。

その他