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スイス旅行記 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7
7月11日 (Grindelwald ---- First ---- Grindelwald ---- Brienz ---- Interlaken Ost ---- Grindelwald )

ホテルのすぐ横から出るゴンドラに乗ってフィルストへ登る。2,171m の高さで一面の眺望とともに、周りには花が一面に咲いている。ここはバッハアルプゼーに行くとても良いハイキングコースがあるのだが、割愛してブリエンツに行くことにした。


インターラーケンオストで乗り換えて20分ほどでブリエンツに着く。ブリエンツ湖に沿った土産物屋が並ぶ街を歩く。木彫り学校もあるようで、木工芸品が多く見られる。途中で像を彫っている青年に聞くと、一つの製作に50時間ほどかかるという。


バレンベルグ野外博物館に行くと、広大な緑の敷地の中に15〜19世紀の民家や農家が移築されていて、部屋も当時の様子が分かるように展示されている。今日はとくに暑いのか、広いところを歩くのが大変で2時間ほどで切り上げて、ブリエンツ湖を船でインターラーケンにもどる。エメラルド色をした湖面を1時間ほど、日陰のデッキで涼しい風を受けて疲れをいやされる。



7月12日 ( Grindelwald --- Montreux --- Lausanne --- Montreux --- Martigny --- Les Praz Chamonix )

グリンデルワルドに別れて、ゴールデンパス・ラインでモントルーへ向かう。ツバイジンメンで乗り換えると、パノラマ展望車の一番前の席になっていて景色を楽しむことが出来た。ここからローザンヌに出て、いとこの娘家族と会い、ノートルダム大聖堂に案内してもらう。モントルーからマルティニを通って、シャモニへ鉄道で入る。このラインは登山電車といった感じで、急な坂をぐんぐん登り、山腹を走る。途中国境を越すと、スイスの電車からフランスのヂーゼル車に乗り換えた。シャモニのひとつ手前のルプラで降りると、B&B の主人が自転車で迎えに来ていた。7、8部屋あるのか、こちらの一般の家庭を感じられる調度品のある部屋で、置かれたオブジェなどにもセンスの良さが伝わって来る。シャモニのホテルがとれなくて、5分ほどのルプラに宿を予約したが、観光地の混み合った街でなく、避暑地のようなところで心のこもった B&B にしたことがいい思い出になった。