| トップページ | プロフィール | がんを患う | 水彩画 | CG | 旅する | 季節の彩り | コンタクト |
| top | profile | suffering from cancer | watercolor | CG | travelling | seasonal color | contact |
1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7
スイス旅行記
7月4日 ( Nagoya ---- Frankfurt ---- Zurich ---- Stein am Rhein )

名古屋から乗ったルフトハンザはフランクフルトまでおおよそ12時間、上空は揺れもなく割合静かで、座席が狭いことをのぞけば快適な飛行であった。チューリッヒへの乗り継ぎ便は2時間後で、ゲートも近く、時間をもてあます。チューリッヒまでは、飛び立つと40分ほどで着陸、地図を開くとミラノまでの半分で近い距離のようだ。現地時間は夕方6時半だが、このまま鉄道で1時間ほどのシュタインアムラインに向かう。駅からタクシーに乗る積もりでいたが、小さな駅でバスが1台止まっているだけ、運転手にタクシーはないのと聞くと、これに乗れば近くで降ろしてあげるとのこと、2分ほどでホテルから10m ほどのところに着く。カリジェの絵が前面いっぱいに描かれた ADLER というこじんまりしたホテル。9時頃だが周りはまだ明るい。旧市街は古い街並を保存しているようで、フレスコ画の描かれた建物が並んでいる。

7月5日 ( Stein am Rhein ---- Schaffhausen ---- Stein am Rhein ---- Chur )

長旅の疲れを、よく眠って取り除きたいところだが、この年になると早く目がさめてしまう。今日の天気は曇りのようだが、外に出るとホテルの前には野菜や果物を並べた朝市が開かれている。明るさが足りないが、散策しながら周りの建物の写真を撮る。朝食は幾種類かのパン、ジャム、ヨーグルト、ジュースが並んでいる。コーヒーと暖かいミルクをもらってカフェオーレにして、美味しく食べる。
今日からスイスパスを8日間使うことなるので、駅まで5分ほど歩いて、パスに有効期限を記入してもらう。ラインの宝石とも言われるこの街並をもう一度散策しながら、写真の記録に残す。曇りでコントラストの弱い写真になるのが残念。

今日は、シャウハウゼンまでライン川を船で下ることにする。スイスパスでも乗船することが出来た。しばらく進むと右側はドイツ、左はスイスとなり、この川が国境になる。


揺れることなく、きれいな風景を楽しんで1時間10分ほどで到着。船を降りると Rhein Fall 行きのバスが待っていた。15分ほど走ると、ヨーロッパ随一の滝(ラインの滝)に出た。規模は大きくないが、ボーデン湖からライン川に流れ込む水の勢いがすごい。滝の間近まで船で行ったり、周囲から滝を眺める。


シャウハウゼン行きのバスで旧市街を見物し、ムノート(城塞)に上がって街全体を見晴らす。

鉄道でシュタインアムラインに戻り、ホテルに預けた荷物を受け取って、今夜の宿泊地クールへ向かう。