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2005. 7. 7
退院して一ヶ月になる。先週の血液検査は、それぞれ正常の範囲に収まっている。お腹に残してあるドレナージのチューブは、そのまま長く残しても何ら問題はないが、気になりますかと聞かれる。プラスティックのチューブがささっている訳で、いくらか違和感を覚えている。また胆汁、膵液が溜まって流れなくなることさえなければ、早く取り除いてもらいたいが、このところ安定して来て、お腹が強く痛むことがなくなって来た。入院中に繰り返し痛みがあった腸であるので、傷が癒えないように、まだ痛みを覚えており、何かの拍子に痛くなりそうと感じると途端に痛みがくるようだ。あまり気にせずにおこうと思っている。 2005. 7.14 12日に撮った CT の画像では、放射線をあてた腫瘍の大きさに変化はなかった。大動脈周辺リンパの腫瘍の場合も、放射線の後すぐには変わらず、一年位してやや小さくなったかなという経過であったので、今回も同じと考えると、抗がん剤治療を続けて行けば少なくとも大きくならず、小さくなることも期待できるかもしれない。今回の画像では、他への転移は認められなかったとのことである。主治医と抗がん剤の組み合わせについて話し合い、TS-1 にジェムザールを少量加えることを考えている。 2005. 7.21 この処、毎週一回の診察を受けており、お腹の強い痛みはなく、下痢もほとんどない、食が進み、体重が少し戻りつつあることを報告する。TS-1 の服用3週目に入っているが、血液検査は特に問題はない。 2005. 8. 4 TS-1 の休薬中でもあり、血液検査は特に問題となるものはなかった。診察で、今日からジェムザールの点滴をしてもらうことを確認した。まず 200ml/週1回から始めることにし、TS-1 50mg/day も含めて三週一休の1クールを、問題なければしばらく繰り返すことにする。診察後、点滴を受けたが、少量でもあり自覚する症状はない。念のため、帰宅後は充分休息を取った。 2005. 8. 7 4日にジェムザール 200 ml を点滴したためか、その後お腹の調子をくずして軽い下痢が続いている。200 ml くらいでは副作用は無いだろうと予測していたが、少量でも調子をくずしたのかもしれない。TS-1 一日 50 mg 服用に加えてジェムザールを用いたからかもしれないが。次回の診察で主治医と相談して、このまま続けて様子を見るか、三週一休を一週一休の繰り返しにするかなど相談してみることにする。 2005. 8.11 4日に初めてジェムザール200ml を点滴したのだが、少量であるにもかかわらず、10日朝まで下痢が続き、体重も 1 kg 減少した。TS-1 に加えてジェムザールを使ったことで、私の体質には結構強く反応が出たのかもしれない。今日の血液検査では白血球が 3060 に落ちるなど、血液の項目でいつも以上の数値が出た。三週一休の予定をしていたが、今週は点滴を止めて一週一休に変更することになった。 2005. 8.18 先週下痢が止まったかと思ったが、その後も続いて二週間お腹の調子が悪く、下痢が続くと元気が出ない。ジェムザールを一週一休にする予定だったが、今日の診察でもこれを一週間伸ばしてもらうことにした。血液検査では、白血球はじめ数値が良くなって来ていた。 2005.8.25 4日以来下痢が止まらないことを説明すると、ジェムザールの点滴は少量であったことと、下痢が三週間も続いていることから、原因は6月の放射線治療で腸に副作用が出ているのかもしれないとのことであった。今日もジェムザールは止めて、今日から TS-1 の服用は始め、次週下痢が止まればジェムザールを再開しようということになった。血液検査は特に問題となるところはなかった。31日に CT を撮ることになる。 |
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