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手術後2年〜

2004.11. 8

 2年前の11月5日に手術を受けているので、2年が経過し、大動脈周辺リンパに転移があるものの、その後大きくならずに留まり、普段通りの生活が出来ることを幸いに思う。19日に3ヶ月ぶりの CT の検査を受けることになった。前回の TS-1 の服用が終わる24日頃から口内炎が出ていつまでも治らないため、31日からの次の開始を4日遅らせたことを、主治医に告げる。1日50ミリの服用ではあまり口内炎が出ないのだがとのこと、今まで出なかったことを考えると何かの調子で副作用が現れたのだろう。顔や指先が黒くなる色素沈着はこのところ消えているように思う。

2004.11.22

 19日の CT の結果は、大動脈周辺リンパにある影は変わりない、大きくなっていない、肝臓など他の臓器に転移はないとのことで、ひと安心。TS-1 が効いているのかどうかは分からないが・・と、説明もあった。現在の一日あたり50ミリであれば、胃腸の調子もくずれず、食も進むので、服用を続けることに苦労はない。これで安定が続けば有り難い。血液検査もほぼ正常のようだ。

2004.12. 9

 今日の血液検査も特に問題となるものはなかった。12日まで TS-1 の休薬期間中であることもあり、白血球など正常の範囲の数値が出ているのだろう。

2004.12.27

 退院後2年経っての診察。TS-1 の服用が始まって2週間目の血液検査であったが、白血球が 5,270 始め、それぞれいい数値であった。血液検査が安定して来たのか、2週間ごとの検査,診察を4週間にしてもよいとのこと。前回の腫瘍マーカーは、CA19-9 13、CEA 1.6 と、こちらも正常値であった。

2005. 1.20

 2005年最初の診察を受ける。TS-1 の服用は一日50ミリg なので、副作用はなく、食事も進み、おなかの調子も良い。前は顔が黒ずむ色素沈着があったが、これもこのところ無い。この少ない量での抗がん剤でがんの進行がなければ有り難いのだが、これからも CT をはじめ確認していかなければ分からない。次の CT は2月の予定。今日の血液検査は正常であった。

2005. 2. 3

 1月20日からTS-1を2週間服用中の血液検査はほぼ正常であった。今月18日にCTの検査を予約する。

2005. 2.24

 18日に受けた CT の結果は前回と変わりなし、抗がん剤が効いているのか大動脈周辺リンパの影の大きさに変化はないとのこと、大きくならないことにひと安心する。このままの治療を引き続きしてもらうことにする。

2005. 3.17

 血液検査、腫瘍マーカー共に問題がなかった。25日までTS-1の服用を続ける。

2005. 3.31

 10日間の抗がん剤休薬中でもあり、血液検査は正常の範囲。体調に変わったこともないので、主治医から「いいですね」と言われた。このまま、がんを押さえ込んだ状態が続けられることを願う。

2005.4.21

 TS-1 の服用2週間の今日の診察、血液検査は問題ないようで、体調も自覚症状なしで、主治医から 「TS-1 が効いているのでしょうかね。」とのこと。5月に CT の検査を受ける予定。