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2004. 8.12

 6日の腹部と胸の CT の結果は、大動脈周辺リンパの影の大きさは変わらず、また胸には転移なしとのことであった。リンパの影が大きくなってなかったことにひとまず安心することができた。このままで行ければ有り難い。血液検査は、休薬期間で白血球が3,960の正常範囲に戻ったが、前々回の6,350に比べるとまだ充分回復しているとは言えない。赤血球が379で400以上の基準を下回った。共に骨髄で作られるが、白血球は一週間くらいで再生するものが、赤血球は何十日かかかって再生するので、抗がん剤の影響がいくらか出ているのかなとの、主治医の判断である。肝機能などは正常であるので、このまま15日からまたTS-1を4週間服用することに・・

2004. 8.26

 TS-1服用16日目の血液検査は、白血球3,520、赤血球387で副作用が出ているが許容範囲で、このまま服用を続ける。日常生活には、なにも問題ないことを主治医に告げる。

2004. 9. 2

 今週は都合で一週間だけの間を置いて診察してもらった。血液検査は大体いつもと同じような数値でTS-1を服用するには問題ないようだ。このところ食後、胃がすっきりしない感じが続いているので、先生に伝える。

2004. 9.15

 このところ胃がすっきりしない日が続き、食欲が落ちたり、肉を用いたおかずを見るのも嫌になって来たので、いちど胃カメラで見てもらうことをお願いした。TS-1の副作用で胃の障害が出たのかもしれない。24日の検査となった。TS-1の服用が11日までのところ、うっかりして4日多く飲み続けたためか、今日の血液検査は白血球2,880、赤血球357など基準を下回る数字が多く出た。

2004. 9.24

 2年前手術をする少し前に胃カメラの検査を受けたが、それ以来はじめての胃カメラを受けた。内科の担当の先生がしてくださったので、事情が分かっており、手術のつなぎ目もきれいです、胃は潰瘍もなくきれいですと説明があった。

2004. 9.30

 いつも通り8時半に血液を採って検査室に持って行く。1時間後に検査結果を受け取って、外科の診察室に戻る。主治医から先日の胃カメラの結果と今日の血液検査を見て、このままTS-1を続けましょうということになった。このままTS-1を一日当たり75ミリを飲み続けるのがよいか、50ミリに減らした方がいいか質問すると、胃が気持ち悪くなるようならそうするようにとのこと。私のがんに、TS-1がどれだけ効いているのかは分からないようだ。抗がん剤は人によって効き方が違うし、同じ薬が効き続けるかどうかも分からないのだろう。平岩正樹医師のWEB相談を見ても、抗がん剤の選択肢をどれだけ用意するか、ひとつが効かなくなれば次を、あるいは次の組み合わせを試みると書かれているが、これが現実なのだろう。

2004.10.18

 血液検査で、白血球、赤血球は基準よりやや少ない程度であったが、T-BILの数値が基準の倍くらいあり、このところ高い数値が続いているのか、一週間後にもう一度検査しましょうということになった。TS-1は今月5日以来一日当たり50ミリに減らして服用している。23日までの服用で4週間となり、10日の休みを入れる。

2004.10.25

 18日の診察でT-BILが高い数値2.5であったので、一週間後の今日再検査することになった。今回は、T-BILが1.6に下がった(基準値は0.2〜1.2であるが)ので、この程度であればよろしいでしょうとのこと。T-BILが何を示す数値か尋ねると、黄だんを表すもので、がんが再発していると数値が上がるそうだ。