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2004.4.1

 血液検査は、ALP、r-GTP、T-BILがやや正常値からはずれているが、それほどの数値でもなかったので、TS-1を引き続き飲むことになった。量が少ないので、4週服用、1週休みのペースを続ける。腹部を押さえると軽い痛みがあるが、今のところ問題が感じられないのでしばらく経過を見て、必要あればレントゲンを撮りましょうとのこと。

2004.4.15

 血液検査の数値は問題ないようで、TS-1は10日程の休みを経て、来週から次の4週間に入る。

2004.5.6

 3週間ぶりの診察、血液検査は正常の範囲の数値であった。3ヶ月経つので、CTを27日に撮ることで予約する。TS-1は後1週間(計4週間)飲んで、10日休むことにする。

2004.5.31

 27日の CT の結果がどうか気になっていたが、今日の診察で大動脈周辺リンパの腫瘍のかげは大きくなっていないということで安心できた。昨年10月の放射線治療でも小さくならず、その後の抗がん剤でも小さくなっていないが、大きくならずに安定しているのであれば、それはそれで有り難いことである。主治医から普段通りの生活ができていますかと聞かれたが、そのように自覚症状なく元気に毎日を送っていることを返事した。

2004. 6.17

 今日の血液検査では、白血球が 4,440 と、TS-1 を服用している時ではめずらしく高い数字であった。主治医からこれなら TS-1 を75ミリにしてもいいですねと提案があり、今日から夜2錠(今までは1錠)とすることにした。血液検査は他も問題ないようだ。
 自分ではなにも自覚症状なしで日常生活をしているので、もしかすると病気ではないのかもしれないと感じることもある。しかし主治医から CT をどれくらいの間隔で撮りますか、転移の確率が高いのは肝臓、肺であるが、大動脈周辺リンパに出ているからどこに出るか分からないとも聞く。そうであれば、抗がん剤 TS-1 を75ミリ(標準は100ミリ)に上げて転移を防がなくてはいけないとも思う。

2004. 7. 1

 3日前から TS-1 の休薬期間に入って、今日の血液検査では白血球が 6,050 にまで上がっていた。主治医から、これなら2週間休薬しなくてもいいですよと言われて、10日間だけ休みことにする。他に自覚症状もなく問題はない様子。

2004. 7.15

 7月8日から1週間、 TS-1 を1日あたり75ミリずつ服用して、今日の血液検査は白血球は 6,350 であった。服用を始めた頃には 2,800 ほどに落ちたが、5クール目では安定したのだろうか。はじめて CRP が基準より大分高かったようで、風邪を引くとか何か炎症につながることはありませんかと聞かれた。思いつくものはない。このところの暑さに多少ばてたのかもしれない。とりあえず、TS-1 を75ミリずつ服用することには、いまのところ副作用の問題はないようだ。8月始めに腹部の CT と胸のレントゲンを撮ることになった。

2004.7.29

 通常の二週間ごとの診察日、TS-1を一日75mg ずつ飲み続けているためか、今日は白血球が 3,510にまで落ちていた。あと一週間のことだから、このまま服用していいということになった。