今回は スクロールバーについてのお話です。
通常のフレームページでは ページの内容に合わせて スクロールバーを表示するかどうかを
ブラウザ側が判断して 必要な時は自動的にスクロールバーが表示されるようになっています。
>> コンテンツにあわせてスクロールバーが表示されます。
これを 意図的に表示させるかどうかをあらかじめ指定することもできます。
指定できる値は つぎのとおりです。
auto |
コンテンツの内容にあわせて スクロールバーが必要かどうかをブラウザが判断し 必要であればスクロールバーが表示されます(デフォルト) |
yes |
スクロールバーが表示されて
常にスクロールが可能になります。 |
no |
スクロールバーは表示されず
スクロールもできなくなります。 |
まずは メニュー側をスクロールなし メイン側をスクロールありにしてみます。
<frameset rows="*" cols="250,*">
<frame src="left2.html" scrolling="no">
<frame src="right2.html" scrolling="yes">
</frameset> |
できたページは こんな感じです
>> メニュー側はスクロールなし メイン側はスクロールありです
上記のページの場合 メニュー側の内容がフレーム内におさまりきれなくても
スクロールしませんので注意が必要です。
今度は メニュー側をスクロールあり メイン側をスクロールなしにしてみます。
<frameset rows="*" cols="250,*">
<frame src="left2.html" scrolling="yes">
<frame src="right2.html" scrolling="no">
</frameset> |
できたページは こんな感じです。
>> メニュー側はスクロールあり メイン側はスクロールなしです
2つを見比べてみると メニュー側はスクロールなし メイン側は
auto(デフォルト)が いいみたいですね。
◆ スクロールバーを表示したくない ◆
フレームページにスクロールバーを表示すると デザイン的にはどうしても
不格好になってしまいます。 ですから なるべくならスクロールバーが表示
しないようにしたいですよね。
そんなときは メニュー側のページが ウィンドウ内で収まりきるように
工夫する必要があります。
小さな画面で見ている訪問者もいらっしゃいますので、メニュー側は
なるべくコンパクトにして 万が一の場合はスクロールバーが表示されても
いいようにしておくほうが望ましいと思います。
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