フレームを作ってみよう(ちょこっとHTML)

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ホームページは難しくない  ちょこっとHTML  Lesson8

<flame> 〜 </flame>

フレームの仕組みがだいたい理解できましたでしょうか?
では さっそくフレームのページを作ってみましょう。

 

今回 作っていただくのは こんなページです。

>> 3つのウィンドウからできているフレームのページ

 

このページは 3つのページと フレームの枠の役割をするファイルの
計4つのHTMLファイルからできています。

 

まず 表示させたい3つのファイルを作ります。

上のウィンドウに表示させるページ
左のウィンドウに表示させるページ
右のウィンドウに表示させるページ

フレームの作り方の練習ですので これだけで結構です。
ファイル名もわかりやすいようにしておきましょう。
今回は、

上のウィンドウに表示させたいページを  ue.html
左のウィンドウに表示させたいページを  hidari.html
右のウィンドウに表示させたいページを  migi.html

と しておきます。

 

次に フレームの枠の役割をするページを作ります。

通常のHTMLファイルは <head> と <body> のタグで構成されていますが、
フレームの場合は <head> と <frameset> のタグで構成されています。
<body> のタグは使えませんので 間違えないようにしましょう。
また さらに分割したい場合は <frameset> 〜 </frameset> を
入れ子にして指定するようになります。

分割さ指定する属性として rows と cols を使います。

rows フレームを横に分割してそれぞれの高さを上から順番に
カンマで指定します。
指定できる値は ピクセル % * です。
cols フレームを縦に分割してそれぞれの幅を左から順番に
カンマで指定します。
指定できる値は ピクセル % * です。

 

今回の場合は ウィンドウを横に分割して その下側になるウィンドウを
さらに縦に分割していますので <frameset>のタグが 2つ入ることになります。

<frameset rows="100,*" cols="*">
 <frame src="ue.html">

  <frameset rows="*" cols="200,*">
   <frame src="hidari.html">
   <frame src="migi.html">

  </frameset>
</frameset>

 

1回目のフレームセットは rows で ウィンドウを横に分割しています。
上から100ピクセルのところで分割して ue.htmlを表示するようにしています。

<frameset rows="100,*" cols="*">
 <frame src="ue.html">
  <frameset rows="*" cols="200,*">
   <frame src="hidari.html">
   <frame src="migi.html">
  </frameset>

</frameset>

 

1回目で 横に分割した下側のウィンドウを さらに col で縦に分割します。
左端から200ピクセルのところで分割して、左側のウィンドウには hidari.htmlを 
右側のウィンドウには migi.html が それぞれ表示されるように指定しています。

<frameset rows="100,*" cols="*">
 <frame src="ue.html">
  <frameset rows="*" cols="200,*">
   <frame src="hidari.html">
   <frame src="migi.html">
  </frameset>
</frameset>


● アスタリスク(*)の役割


*(アスタリスク) は のこり全てを表示してください という意味があり、
数値の代わりに指定します。 今回の場合 上から100ピクセルのところで
分割したらあとの残りを数値で指定するよりも 「残りは全て表示してね」
と 命令したほうが簡単ですよね。

そんなときに このアスタリスク(*)を指定するわけです。 
もちろん 左から200ピクセルで分割したあとの残りも同じですね。

アスタリスクで指定された部分は 最初に指定してある数値を差し引いて 
ブラウザが残りを計算して表示してくれるようになっています。

 

● ドキュメントタイプ宣言が変わる

通常のHTMLファイルと フレームを使ったときのHTMLファイルでは
ドキュメントタイプ宣言が違います。

 

通常のHTMLファイルのドキュメントタイプ宣言は

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">

 

フレームを使ったときのドキュメントタイプ宣言は

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Frameset//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/frameset.dtd">

 

ドキュメントタイプ宣言が 変わるということだけでも知っておいてくださいね♪

 

 

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