ホームページは難しくない  ちょこっとHTML  Lesson7

<teble><tr><th> 〜</th></tr></table>

テーブルを作ってみましょう。
解説書によっては 「表」 と表現されていますが、
どちらも同じものだと考えてください。

<table> 〜 </table> で囲まれた部分は そこがテーブルになっています。
ちょっと下のテーブルを見てください。
今回は わかりやすくするために テーブルに枠線を入れています。

セル1 セル2
セル3 セル4

HTMLソースはこんな感じになっています。

<table border="1">
<tr>
<td>セル1</td>
<td>セル2</td>
</tr>
<tr>
<td>セル3</td>
<td>セル4</td>
</tr>
</table>

ホームページビルダーでテーブルを配置すると
<Tbody> というタグも挿入されます。

これは テーブルのボディという意味が あります。
テーブルのタグは 本来 <Thead> <Tfood> <Tbody> という順序で
記述するように定義されていて 今後 HTMLに正式に対応したブラウザが
登場すると ヘッダ と フッダ部分は固定されて ボディの部分は
スクロールさせるといったことができるようになるそうです。


では ひとつひとつ見ていきましょう。

 

● 行と列

ホームページ作成ソフトで テーブルを指定すると
行 とか 列 といった言葉がでてきます。
慣れてないうちは どっちが行で どっちが列なのか
とまどってしまうかもしれませんが、
縦に○行 横に○列 というふうに覚えておけば
間違うことはないと思います。
縦の行にあたるタグは <tr> 〜 </tr>で表します。

● セル

表のそれぞれのマス目のことを セル といいます。
この部分には 文字や絵を入れることができます。
セルは <td> 〜 </td>で表します。
<tr> 〜 </tr>の行の中に 
<td> 〜 </td>が入って列になっているわけです。


● テーブルタグの基礎の基礎

まず 縦に2行 横に1列のテーブルを作ります。

セル1
セル2

この場合 縦2行に それぞれセルが1つずつ並んでいますね

<table border="1">
<tr>
<td>セル1</td>
</tr>
<tr>

<td>セル2</td>
</tr>
</table>

今回の場合は <tr> 〜 </tr> が2つ入って 
縦に2行になっているのがわかります。
横の列は 1つですので <tr> の中に
<td> 〜 <td> は それぞれ1つずつ入っているのがわかりますね。

 

次に 縦1行 横2列のテーブルを作ってみます。

セル1 セル2

HTMLソースはこんな感じになります。

<table border="1">
<tr>
<td>セル1</td>
<td>セル2</td>
</tr>
</table>

 

縦は1行ですので <tr> 〜 </tr> は1つ
その1行にセルが2つ並んでいますから 
<td> 〜 </td> が 2つ入っているのがわかりますね。

これを踏まえて 一番上のソースをもう一度みてみましょう

<table border="1">
<tr>
<td>セル1</td>
<td>セル2</td>
</tr>
<tr>
<td>セル3</td>
<td>セル4</td>
</tr>
</table>


1行目には セル1とセル2 が
2行目には セル3とせる4 が入っています。

このようにテーブルは 1行目のセルをすべて指定してから
次の2行目のセルを指定するというのがわかりますね。


● <table>タグとWebデザイン

今回のテーブルタグは 会社の概要とか統計データのように
純粋に「表」として使う場合と
ページのレイアウトとして用いる場合とがあります。
現在ではむしろ こちらの利用が多いでしょうね。

HTMLでは 「このタグは絶対こう使いなさい」 といったものが
ないため この テーブルタグの特色である配列機能に注目して
よく使われているわけなんです。

この特色を上手に利用すれば ページをスマートに表示させたり 
かなり複雑なレイアウトも綺麗にこなすことができます。

ただ テーブルは ソースが複雑になりやすいという欠点もあります。
テーブルタグは 開始タグの <table> から 終了タグの</table> 
までを読み込んで内容を表示する性質があるため、テーブルを使って
あまりにも複雑なレイアウトをした場合 読み込みに時間がかかって
しまうわけなんです。

また テーブルを使ったレイアウトに関しては ある程度の慣れも
必要です。慣れないうちは 思ったようなレイアウトや表示になら
ないこともあるでしょう。 

そんなときは ホームページ作成ソフトのテンプレートや 実際に
テーブルを上手に使ってレイアウトしているホームページのHTML
ソースを参考にしてみるというのもいいと思います。


あと HTML4.01では テーブルを使ったページのレイアウトは
好ましくないという考えから、レイアウトにはスタイルシートを
使いましょう と定義してあります。(一応 覚えておいてください)

でも スタイルシートの場合は まだすべての環境において有効と
いうわけではありませんし、制作側としても スタイルシートを
設定するよりも テーブルタグを使うほうがずっと簡単ですので、
どうしてもテーブルレイアウトを使ったサイトが多いわけです。

つまり テーブルでレイアウトする場合は 
複雑にしすぎないこと、そして
表示速度に気を配ることがポイントになってきます。

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