くじらの行動

*写真はマハロ船長の作品につき無断使用禁止


      ザトウクジラの生活範囲と大人になるまで
ザトウクジラは夏は寒冷水域のベイリング海、アラスカ湾周辺で主に捕食
しながら20頭前後又は100〜200頭の群れで暮らしており、冬は水温の
暖かい沖縄海域、小笠原諸島、ハワイ諸島(訪れるところは毎年ほぼ同じで
すがまれに場所を変える個体も居ます)では1〜4頭の少数で行動し繁殖
子育てを行います。ザトウクジラの妊娠期間は11〜12ヶ月(人間より少し
長いです)で、母クジラのお腹の中で胎児は1ヶ月に約35cmほどの割合で
大きくなり出産時には体長約4,6b、体重約1.3d迄成長しこの世に生ま
れてき、哺乳類である彼らの子クジラは母クジラの母乳で6〜10ヶ月間育ち
7.5〜9bに成長します。
成熟したクジラに成るには2〜5年程かかり12b位まで成長します


捕食ひげクジラである彼らは主にオキアミや小魚であるニシン、さば、いわし等を食べています。
      成体のクジラで一日に約1トンの餌を食べるといわれています。
      授乳期の子クジラで一日に飲むミルクの量は驚きの200リットルほどです。


ひげ 捕食の際周りの水ごと獲物を口の中に入れヒゲでろ過し水だけを捨て獲物を口の中に残し
      食べます。口の中には500〜800本あり長いものでは100a近くにもなります。

ブロー   

くじらが息をした際に水しぶきを頭上に大きく上げる行動で

す。(塩吹き)しかし、白く見えるのは潮を吹いているのでは

なく、くじらの息が白く見えているのです。

ザトウクジラのブローは、海面上に2〜3分しかいません

が、20〜30秒後に一度の間隔で、高さ3メートルのブロー

をします。尾びれをあげて潜り、3〜30分間潜水していま

す。20〜30分も潜水してると、かなり遠くに行ってしまいま

す。

 ブリーチング

最もダイナミックなパフォーマンスがブリーチングです。

体の約2/3を海面上に持ち上げ、そのまま全身をひねり、

次の瞬間水面に叩きつけます。

中でもザトウクジラが豪快で有名です。

ブリーチングの行動の意味は不明で、「雌へのアピール」、

「寄生虫を落としている」、「みずしぶきの音を利用したコミ

ニュケーション」「餌を集めるため」などいろんな解釈がされ

ています。

  ペダンクルアーチ

クジラが潜水しようとしてる際の行動です。

ペダンクルとはクジラの腰の部分をいい、呼吸の際に、 

海面上で体を丸め、腰の部分でアーチを作って潜水しはじ

めます。

 フルークアップダイブ・フルークダウンダイブ


               ペダンクルアーチをした後に、クジラはそのまま尾びれを海面上に持ち上げて潜っていきます。

               その際に、尾びれをまっすぐに持ち上げて腹部を見せて潜るときがフルークアップダイブ

               背をまげたまま、背部を見せて潜るときをフルークダウンダイブと言います。

                      フルークアップダイブ              フルークダウンダイブ

 テールスラップ

尾びれで海面をたたく行動です。

クジラ達は尾びれの上下の動きで前進するので、

尾びれの力は相当なもので、テールスラップの時には 

かなり激しい水しぶきが上がり、その音も大きいです。

仲間同士の合図や威勢に行われてると言われています。

     スパイホッピング

ほぼ垂直に体を海面上に出し、再び水面下に沈みます。

まわりを見回して確認している行動が、スパイのような事 

からこの名が付きました。

ブリーチングなどと比べると、静かな行動です。

 フリッパーフロップ     

体を横向きにしたり、仰向けになりながら、胸びれで   

水面をたたく行動をいいます。

特に、他のクジラと比べて非常に長い胸ひれを持つ

ザトウクジラによく見られます。

5メートルもの胸ひれがあるザトウクジラなので、

かなりの音がします。

 バウライディング

船やボートの先に出来る波にのって、泳ぐことをいい

ます。波の力を利用して泳ぐのですが、遊びのひとつだ

と考えられてます。 

耳を澄ませると彼らの鳴き声が聞こえることもあります。

特に波乗りが大好きなイルカの行動として、よく見られ

ます。

  リング

クジラが泳ぐときに、尾ひれで水をかくと水面にリング(輪)

が出来るので、このリングの行方を追っていくとその先に

クジラが浮上するので、ホエールウオッチングでは重要な

目印なのです。しかし、深い潜水の場合はリングは出来ま

せん。


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