カメは卵生
  カメは全種が卵生です。つまり卵で子孫をふやしていく動物なのです。その数は種によって1〜200個と、かなり異なります。産卵期や産卵行動も、生息地の自然環境や気候によって、同じ種でさえも異なってくることがあります。

カメの卵は殻ごしに呼吸をしているので、水中に産み落とされると死んでしまいます。そのため、ウミガメもわざわざ砂浜に上陸して産卵します。
ウミガメの場合、孵化した子ガメは、数日かけて砂表付近まで上がってきます。そして、敵におそわれにくい深夜から早朝にかけていっせいに海をめざします。このとき光の刺激によって海に向かうので、人工的な光があると、子ガメは海への定位を狂わされ、海に入れないことも起こります。

カメの受精は交尾後すぐに起こるのではなく、精子が産卵期までメスの体内に蓄えられている場合もあります。その蓄えられた精子を使って、メスは1〜2年交尾をしなくても有精卵を産むことができます。これを『 遅延受精 』といいます。

カメは卵生