こうら
  はいこう(せなかのこうら)カメというどうぶつのさいだいのとくちょうは、からだがかたいこうらにおおわれているということです。このこうらはせなかとおなかについていて、それぞれ『 はいこう 』、『 ふっこう 』とよばれています。からだのよこには『 はいこう 』と『 ふっこう 』をつなぐはしのようなやくめをするこうらがあり、これでからだをささえています。こうげきしゅだんをなにももたないカメは、このこうらのなかにあたまとてあし、しっぽをおさめて、そのみをまもっているのです。

こうらのかたちはしゅるいによってかなりちがいます。

たとえば、ウミガメやスッポンのようにみずのなかでせいかつするカメは、ぼうぎょよりはうごきやすさにじゅうてんをおいているため、こうらがなかったり、けいりょうかされていたりします。ぎゃくにリクガメるいでは、ふまれてもつよいかたちはきゅうけい(ボールじょう)であるというりきがくどおり、こうらのかたちはきゅうけい(ボール)にちかく、あつくなっています。これは、りくちでもろにてきのこうげきをうけとめるためです。

また、いわのおおいところにすんでいるパンケーキガメというカメは、きけんがせまるといわのすきまににげこんでこうらをふくらませます。こうするといわのあいだにはさまれて、そとにひっぱりだされません。このカメのこうらのうちがわはおおきなあなやすきまがあって、つぎめもやわらかいので、くうきをからだいっぱいすいこんでふくらますことができるのです。

ハコガメのしゅるいは、『 ふっこう 』におりまげるちょうつがいがあります。てきにおそわれるとあたまやてあしをこうらのなかにひっこめて、ちょうつがいをおりまげるとこうらのまえとうしろのすきまはぴったりととじて”はこ”のようになってしまうのです。

このカメのこうらは、からだとくっついていて、ようふくのようにぬぐことはできません。からだがおおきくなるとき、こうらもいっしょにおおきくなります。