ゼニガメってこんなカメ
名前の由来
  ゼニガメと呼ばれるカメは、和名をクサガメといい日本の河川や湖沼でよく見られるカメです。

小ガメを上から見ると、ちょうど小判(銭)のような形をしているのでゼニガメと呼ばれています。

(ミシシッピーアカミミガメの小ガメをミドリガメと言うのと似たようなもんですね。)

また、和名の由来は四肢の付け根の臭線から臭い匂いを出すので臭亀というところからきています。

(てっきり、草亀と思っていたら臭〜い亀とはね。)

   
産卵と孵化
  クサガメは、冬眠する前の10〜11月に水中で交尾します。

そして翌春、冬眠からさめて6〜7月頃に産卵します。

通常一度に4〜15個の、縦の長さ4cmほどの楕円形の卵を産みます。

鳥のように親ガメが卵を暖めることはなく、夏の暑い日差しで暖められた土が卵の親代わりです。

2ヶ月ほどで孵化をし、そのときの甲長は約3cm、体重は約7gです。

孵化したカメは翌春まで地中で過ごします。そのまま冬眠に入ってしまうのです。

さて、春になって雨が降って地面がやわらかくなると冬眠からさめた子ガメが地上に出てきます。

   
長〜い尻尾
  産まれたばかりの子ガメは浅瀬で過ごしボウフラやミミズ、昆虫や水草等を食べて成長します。

この時期のクサガメは、体に比べて長い尾をもっています。

この尾は、水草や枯れ枝に引っかけて体を支え、雨風で深場に流されないように役立っています。

生まれて間もない子ガメは泳ぎが下手なので、深場にはまって溺れ死んでしまうこともあるのです。

   
エサ
  野生下では、ザリガニ、魚類、エビ、カニ、昆虫、巻き貝、水草等を食べます。

飼育下では、人工飼料の他、レバー、ドジョウ、コマツナ、アサリ等を食べます。