巨大化大作戦

第43話
2002.9.8

いつの間にか弟(?)のブィにも追い越され、一番のおチビちゃんになってしまったモグ。臆病な性格のうえにトロくって、文字通り『 ドジでのろまなカメ 』なんです。

そんなモグは水の中にいることが多いので、カプとブィがひなたぼっこをしている隙にエサをあげるようにしていました。だけどエサをあげようと手を持っていくと逃げちゃうんですよね。恐がりだから…。エサに背を向けて一目散に水中に潜っていってしまうのです。
で、しばらくしてやっと水面のエサに気がついて一つ二つと食べ始めるのですが、カプとブィに発見されたらもう最後。エサを奪い合う二匹に踏み台にされ、哀れモグは水中でもがくだけなのでした。

なーんて毎日を繰り返していました。これでは大きくなるはずありませんよねぇ。このままだと、食べられない→大きくならない→いじめられる→食べられない・・・と、まさに悪循環です。せめて対等に大きくなればと思い救いの手をさしのべることにしました。

そう、今年の夏のテーマは『 モグちゃん巨大化大作戦 』。まず人に慣れること。餌付けからやり直しました。モグちゃんが怖がらないようにそーっと手を持っていきます。一旦水の中に頭を引っ込めながらも恐る恐るエサに近づいてくるのでジッと我慢。ここで動いてはイケマセン。警戒してなかなか食べようとしないモグに「 大丈夫だよ。怖くないよ。 」と心の中で念じながらしばしの辛抱です。
あとは、なるべくたくさん食べさせること。そのためにモグちゃんだけの水槽を用意しました。ひとりっきりなので食いっぱぐれることもありません。しかもモグは一日一回。カプとブィは二日に一回のエサやりにしていました。

夏が終わって身体測定をしてみたところ、随分大きくなっていました。パッと見ただけでは区別がつかないくらいです。だけどまだまだ一つの水槽に入れるのには心配が残ります。だって、体は大きくなりましたが、臆病なのとトロいのは全然治ってないんですよー。近づくとやっぱり一旦逃げるし、エサをなかなか口にすることができません。パクッ。空振り。パクッ。空振り。特に水槽の縁にくっついているエサが苦手です。これじゃエサに対する執着心、食べるスピードが違う二匹に負けちゃうよー。

区別つかな〜い!
左からモグ,ブィ,カプ。(実はシッポの長さで判ります。)