| カプちゃん、大脱走 | 第37話 |
| 先日のことです。カプちゃんが大脱走を企てました。少しの間、三匹を同じ水槽で飼っていたのですが、やはり噛みつきグセが頭をもたげてきたので、ひとり別の水槽に移したところでした。深い容器だったんですが、陸場代わりの植木鉢を足場にして脱走したようです。気がつくと、ベランダをのっしのっしと歩いていました。 よく下に落ちなかったものです。3階から下に落ちたら一巻の終わりですから。カプちゃんがバンジー(ゴムひも無し)の恐怖を味わうだけならまだしも、1階の車好きのあんちゃんとこにダイブしてボンネットでもへこましたら…。あぁ恐ろしい。すぐに捕獲できて事なきを得ました。ホッ。 植木鉢はそのままに、容器ごと別の大きい衣装ケースの中に入れることにしました。また脱走しても衣装ケースの中まで。これなら大丈夫。そう思って。しかし、しばらくしてから今度は干してあったカブトムシの土の上をわが物顔で歩いているではないですか!?もう泥だらけ!二重の壁をいとも簡単に乗り越えたようです。衣装ケースの深さは充分とは言えないけど、カプが手足を伸ばしても届かない高さなんです。これをどうやって?? 最近、カプは嫌われ者。ブィちゃんに噛みつくから。だからちょっと脅かしたり、ごはんを少なくしたりしていた。「 ここにいたらオレは殺される。 」そう思って、死に物狂いで脱走を計ったのでしょうか??? よくよく考えたら、二つの容器の縁(へり)が余り離れてなかったんです。一つ目の容器を乗り越えた後、うまい具合に縁(へり)を伝って衣装ケースの外まで出たようです。二重の壁と思っていたのが全然障害になってなかったって訳ですね。危ねー。 衣装ケースの真ん中だけに動かせないような重いレンガを置いて、今度こそ大丈夫だと思います。けさも起きてすぐカプちゃんが脱走してないことを確認しました。脱走しても下に落ちないようにひもで縛っておくかベランダを塞いだ方がいいのかなぁ。 |
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