病院へ行こう!

第17話
1999.5.4

あまりにごはんを食べないのでさすがに心配になってきました。やっぱりこれは機嫌を損ねているだけではなくて病気なのかも?そうだ!病院へ行こう!
でも、高知に爬虫類を診てくれる病院なんてあんの?と思っていましたが、ありました。ありました。タウンページを引いてみると”カメ”と明記してある動物病院が、存在しました。

早速電話して、診察オッケーの返事をもらって直行しました。国道沿いにあり大きな看板も出ていて迷うことなくすぐに病院に着きました。
まず、受付で僕の名前とカプの名前などを聞かれました。

看護婦さん 『カメの種類は何ですか?』
僕     『クサガメです。』
看護婦さん 『お名前は?』
僕     『カ・・・カプです。』
看護婦さん 『じゃ、
オスですねー。』

え〜?何でオスってぇ??
”カメ吉”とかって名前ならまだしも、何で”カプ”って名前でオスって事になるんだよぉ?
ここでひとつお話しておかなければならないことがあります。カプは本当は”カプリーヌ”って名前なんです。(病院では恥ずかしくて言えませんでしたが)もちろん女の子として育ててまいりました。しかしいつ頃からか彼女(彼?)のカラダに異変が起こり始めました。みるみる男の子の体つきに変化していったのです。ま〜、本当は性別も分からない生後間もない頃に勝手に女の子ってことにしてたんですけどね。それが大きくなってきたら男の子だったワケだ!おかげでうちの子供からは、『カプリーヌおやじ!』と呼ばれるわ。オカマちゃんみたいな名前なので外では本名は明かせないわと、まあ娘が性転換をしたような気分なんです。

話がそれましたが次は診察の話に移りましょう。人間の病気と同じようにまずは問診からです。いつ頃から、どんな症状か・・・そんな話をしながらお医者さんはカメを手にとって裏表と丁寧に調べていきます。皮膚もキレイです。口の中も潰瘍がないか診てくれました。どうでもいいけど、診察台ってカメも犬も一緒なんですね。大きな診察台の上に小さなカメがちょこんと。それを取り囲んで、お医者さんと看護婦さんと僕。なんか変な光景でした。

結果、どこも異常ないっちゅーことですね。とりあえず抗生物質をもらってきました。これを無理矢理飲ませていますが、これがまた大変なんです。お医者さんの言うとおり裏向けて(そうすると口を開けるらしい)飲まそうとしても、カプは口を”への字”に結んで絶対口を開けないんだから。しゃーないから、口の周りにリップのようにヌリヌリするんだけど、タラーって眼の方に流れて目薬になっちゃってるし・・・。大丈夫なんかな?眼に入っても。痛くないんでしょおか。

はぁ。それでも食欲は戻りませぬ!今度、病院へ行くときはフンを持っていくでござる!ペットの病気は便を見るのが基本であった。すっかり忘れておったわい!