災難

第11話
1998.7.19

近頃毎日暑いです。ついにベランダに子供用のビニールプールが登場しました。

ところで、我が家には大人の話が通じない”わからんちん”(分からず屋)の2歳児(男)がいます。

今朝も”わからんちん”は1人、ベランダで水遊びをしていました。プールの横にはカップちゃんの水槽がありたいへん危険な状態です。

わからんちんの写真 ←わからんちん(2歳) 散髪中

日頃、『カップちゃんに勝手に触ったらダメだよ』と言っていますが、彼には理解できていないようです。

『見るだけぇ』と言って、水槽のフタが中に落ちていたことが何度あったでしょう。

見づらいので、フタをはずそうと思うらしいです。...ごめんね。カプちゃん。

先日の水遊びもお陽さまが当たって暖かくなってからしようと言い聞かせたので、プールの外で水をすくって遊んでいました。ベランダも服もスリッパもびしょびしょになりながら、バシャバシャと遊んでいました。

しばらくして水音がとぎれています。『やめたのかなぁ?』 身体を拭いて部屋の中に入れなくちゃとベランダに目をやって、息をのみました。

カプちゃんが!彼の手に!

『よしよし』のつもりでしょうが、頭を勢いよく触っています。ちっちゃい手の上にカップが乗っています。

ここで大声を出して、カップちゃんを落としたら大変なことになります。

彼を刺激してはまずいです。

『やったらダメだよ』と言われていることはよく分かっているので、いけないことをしていて見つかると、彼はとってもあせるのです。逆上して何をしでかすか分かりません。

ほとんど、人質を取った凶悪犯を説得する気分です。

『落ち着けー!』 『バカなことをするな!』 『おかあさんも来てるぞ!』

そんなことを思いながら、気を落ち着かせてそっとベランダへ出ました。

あっ!

ドッボーン!   やはり見つかった瞬間、カップちゃんは水槽に落とされてしまいました。

落ちたのは水の所で、なんとか大事には至らなかったようですが...。

後で見ると、カップは何事もなかったようにひなたぼっこをしています。よかったぁ。(安堵)

でも、ごめんね。カップちゃん。これで人間嫌いにならないでね。