秘密

第10話
1998.7.12

昨日、カプちゃんの仲間を見てきました。

買い物に行ったついでにデパートのペットショップをのぞくとゼニガメの赤ちゃんがいたんです。

『本当にゼニガメだーっ!』 お店のゼニガメは本当に小っちゃくって円くって、”銭”らしい形でした。

でも、カプはうちに来たときからもっとずっと大きくって形も長まるでした。産まれたばかりの赤ちゃんと思ってヨチヨチかわいがっていたのに、もうすっかりだまされちまったって感じです。

他にも、ハコガメ,リクガメ,スッポンモドキといろんなカメがいました。

『ハコガメ欲しいなぁ。甲羅のフタを閉めるとこ、見たいなー。』 『でもぉ。カプはどうする?』

『リクガメもつぶらな瞳がかわいいしぃ。』 『でもぉ。カプはどうする?』

『スッポンモドキも熱帯魚みたいでいいよねー。豚っ鼻がかわいいし。』 『でもぉ。カプはどうする?』

他のカメも飼ってみたくなりましたが、うちにはカプがいます。何匹も飼うことはできません。

『カプはお城のお堀に仲間がいっぱいいるし、もう赤ちゃんじゃないんだからそこで放しても大丈夫なんじゃない?』

なーんてことを思ったのは、カプには内緒の秘密の話です。