texts - テキスト類。
母娘大戦場記。
時は1か月前に遡る。
我が妹者(19)が、医療系の大学を辞める事を決意したらしい。
どうも、末期は毎日のように泣いて母者に電話を入れ、
精神的に追い詰められた上での決意だったらしい。
それから妹者は実家に戻り、そして短大の受験を決意したらしいが。
その頃になると、妹者は急に僧侶から遊び人に転職してしまいました。
レベル20になって賢者に転職できるかは良く知りませんが、
母者は極度の心配性であり、妹者の顔を見なければ夜も眠れない。
その上、寝ている半径5メートルで物音を立てよう物なら即起床という、
草食動物も吃驚な神経をお持ちなのです。
っていうか、母者、もう19なんだからそれくらい大目にみてやりなさいよ。
っていうか、妹者、もう19なんだから母者の気持ちもわかってやりなさいよ。
そんなこんなで結構な頻度で夜遊びを繰り返す妹者に、毎日の様に母者からメールが入る。
「妹者が毎日夜遊びを繰り返し、母者は毎日苦悶の表情を抱えている」
私は東京にいても母者に愚痴られる長男であり、予備知識としてその事を持っている程度だった。。
しかし。
先日帰省をし、私は戦慄の現場を目撃してしまったのだ!
午後2時。
妹者「今日は2時くらいまで遊ぶよ〜」
さぶ「ふーん。わかった。」
妹者「久しぶりに飲むからさ〜」
玄関前の何気ない会話。
これが、事件前に見た妹の最後の姿だった。
午前1時。
妹者、予想通り帰らない。
あぁ、そっか帰らないね。納得しつつPCルームにいる自分の元に、いきなりドアの開く音。
母者登場。
いつも大きな音を立てると80%の確率で出現する母者。
・・・え、僕何か五月蝿い音立てたっけ。
母者「・・・ねぇ、妹者まだ帰らないの?(悲」
えっ。母者、妹者の帰宅予定聞いてないんすか。つうか、46にもなってどういう声だしてるんですか?
それは想定外です。普通に知ってる物だと。
さぶ「2時頃帰るって言ってたけど・・・? 聞いてないの?」
母者「本当?・・・」
その物悲しさが涙を誘う母者退散。まぁこれで母者寝るでしょう。
・・・・と思っていた自分が甘かった。
午前2時過ぎ。
ドアが軋んだ0.01秒後に
母者「ねぇ・・・いつ帰って来るの・・・?(泣」
ええええ。母者起きてたんすか。
さぶ「そろそろ帰るんじゃないかな?」
母者「そろそろ、っていつ?(泣」
さぶ「・・・そろそろ・・・。」
さぶ答えになってない。
母者「っていうか、あなたが妹者迎えに行くの?」
さぶ「へ?」
事情が飲み込めない。
母者「妹者にメールしたらそう言ったんだけど・・・・」
さぶ「えっ・・・。まぁ迎えに来いと言われれば・・・」
答えになってない。
母者「じゃあ電話してよ・・・私眠れない・・・。(泣」
まじっすか。何か自分損な役回りの予感するんですが。
母者退出。
仕方ないので妹者に電話。
妹者「は〜い♪」
さぶ「あのさ、母者が帰って来て欲しいっぽいんだけど。」
妹者「はぁ? ていうかあたし、今日幹事なんだ〜。しかも後輩集めてるから〜。
この雰囲気で抜けるのは、ちょっと空気読め、って感じじゃない?♪」
うん、それはそうだな。確かに正論。
が、さぶは面倒を引き起こしたくないという心理が働き、とりあえずは丸く収める方向を模索する。
さぶ「まぁ、でも母者は心配してるけど。」
妹者「・・・はぁ・・・。ていうかこの勢いだと絶対迎えに行くとか言い出すよねぇ。」
さぶ「・・・んまぁ、とりあえず適当なとこで帰ってこいや。。」
妹者「ていうか、兄ちゃん、説得してよ。」
さぶ「嫌。」
妹者「んなこと言わずに。よろしくっ!」
母者入室。
母者「ねぇ・・・気持ち悪くなって来た・・・(泣」
さぶ「えぇっ・・・。」
母者「眠れなくて眠れなくて・・・・(泣」
さぶ「・・・・」
母者「で、いつ帰るって?」
さぶ「(あ、聞くの忘れた。)」
母者「・・・もう迎えに行くよ・・・電話貸して!」
妹者大正解。
さぶ「(ちょっと待てその場に母者登場したら・・・想像するだけで・・・)
いやいやいやいやいや。ちょっと落ち着いて、ね、落ち着いて。」
母者「だってさぁ、あの娘まだ19よ?もし何か起きたら誰が責任とるの?ねぇ?(泣」
っていうか母者、何で私に問いつめてるんですか? 私直接は関係ないんですよ?
・・・あ、そっか妹者幹事だって言えば立場理解してくれるかな・・・。
さぶ「妹者幹事なんだってさ、立場上抜けられないんだって」
母者「何でよ? あの娘、自分の事もできないのに人の事なんてできるわけないじゃない」
さぶ「後輩と一緒らしくて・・・」
母者「じゃあもっと問題じゃない! 高校生といて誰が責任持つの!?(泣」
完全に 逆 効 果 でした。
母者「とにかく迎えに行くから・・・妹者どこにいるの??」
さぶ「わかった、わかった、もう一回話してみるからちょっと出てて・・・」
母者を説得するどころか、母親に論破されました。
かくして、再び母親の手先と成り下がった長男は、妹者に再電。
さぶ「かくかくしかじかで、まぁそういうことなんですが。」
妹者「はぁ・・・。っていうかさぁ、マジ迷惑なんだけど。」
さぶ「・・・」
妹者「もうあたし19だよ。もう来年20歳なんだからいい加減どうにかしてほしいんだけど。」
いやね、妹者、君の言う事はしごく尤もなんですが、
あの、何で自分が怒られるんですか。
さぶ「っていうかさぁ、自分完全に板挟みなんですけど・・・。」
妹者「あっそー? 板挟みだねぇ♪」
さぶ「・・・・」
・・・微妙ながら妹者に殺意を憶えましたが、皆さん許してくれますよね?
さぶ「ってかさ、母者になんて言えばいいのさ。」
妹者「・・・だね。」
さぶ「もう知らねーぞ。」
妹者「わかった、じゃあおかーさんと直接話すよ。」
母者入場。
母者「で、いつ帰ってくれるの?(涙」
さぶ「いや、あの・・・。電話で直接話して頂けますかね?」
母者「・・・わかった(涙」
さぶ「ってか、普通に言い争ってるの聞きたく無いんで別の所で・・・」
母者「言い争わないから・・・。」
そしてついに直接対決開始!!!
運命のゴングが聴こえます。
rrrrrr・・・・
母者「ねぇ、いつ帰って来てくれるの?・・・・うん・・・・うん・・・わかった。待ってるから」
ぷー ぷー ぷー
まじっすか!
直接対決終了ですか!!
試合1分って。曙ボブサップ以下ですよ!!
あっさり、母娘の修羅場は終了致しました。
しかも、母者が如何に心配をしていたか、
如何に体調の変調をきたしていたか、
46に似つかない萌え系発声法を実践していたか、
妹者が一寸も知るいとまもなく。
とりあえず、妹者の声を聴けた母者は今度こそ寝室へ。
妹者から連絡、3時に帰るとの事。
3時過ぎに妹者帰還。
妹者「どうも、板挟みに合わせてすみませんでした・・・。」
さぶ「本当だよまったく・・・」
その次の瞬間、兄者は耳を疑った。
妹者「っていうか、兄ちゃんが悪いんだよ」
まじっすか!
オマエ、散々母者の愚痴を聞かせておいて、
しかもオマエのノーテンキな声を何度も聞かされて
それでいて兄者叩きとは・・・流石だ、流石すぎるよ妹者!!
妹者「兄ちゃんが高校生のとき夜遊びとか髪茶色にしないから私が苦労するんだよ・・・。」
参考・・・1998年当時、私の高校での茶髪率、5%以下であります。
参考・・・私が高校生のとき夜遊びをしなかったのは、するチャンスに恵まれなかったからです。
ともあれ、最後の最後で、次からこの戦闘には最初から母者に加勢する事を固く決意致しました。
仁義なき母娘の戦いは、母者が妹者の夜遊びに慣れるまで続く・・・。
to be continued....... ???
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