「うまそうな鳥だ〜。よ〜く煮込んでおいしいシチューにしよう。ジュルッ」 宮殿の屋根と同じ玉ねぎみたいな頭をした王様が、ヨダレをたらしながらやってきた。
「ぼくを食べるって〜!? うそ〜!ひぃっ!あちちち〜!!」 ピヨピは全身の力を振り絞って、お鍋の中からジャンプして逃げ出した。
「あ!!ごちそうが逃げ出したぞ!サボテンマン達!つかまえろ!」 玉ねぎ王が叫んだ。 「ワ〜〜待て〜!!」 ドドドドドドド・・・ 迫り来るサボテンマンたち。 逃げろピヨピ!!
頭がのぼせて、ぽ〜っとしていたピヨピは、サボテンマン達に、すぐ、つかまってしまった。 このまま、鍋に戻されて、人食い王様のごちそうにされてしまうのだろうか? 絶体絶命!!
その時、「お待ちなさ〜い!!勝手なマネは許しませんよ!あ〜た!!」 この国の女王様が現われた。「御免よ〜」小さくなる玉ねぎ王。 どうやら、女王様の方が強いらしい・・・