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「ピンポーン」バナコちゃんは、メロンくんが家に戻って一人になったのを見計らって、メロン君の家を訪ねた。
「はーい。あれ?バナコちゃん?」
「オホホホッ。お話があってきましたの」
「話って、なーに?バナコちゃん」
「オホホホホッ。リンゴちゃんなんか、ふっちゃいなさい!」
「えーーっ!?」
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「目の前に、こんなにイイ女がいるのよ。さあ!リンゴちゃんなんか、ふっちゃいなさい!
ほら、ほぉ〜〜〜ら〜〜〜」
バナコちゃんはメロンくんに迫ってきた。
「う、うううう・・・・」バナコちゃんの目を見たメロンくんの頭はぼーっとしてきた。
「う、ううう・・・ぼ、ぼくは、リンゴちゃんなんか・・・」
「そうよ、リンゴちゃんなんか、ふっておしまい!」
その時、ピヨピが通りかかった。様子がおかしいのに気づいたピヨピは、急いで止めに入った。
「やめるんだ!バナコちゃん!」
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「フン!わたしは、あきらめないわよ!」
邪魔が入って、バナコちゃんはプンプンしながら帰っていった。
「ふぅ、あぶなかった。ありがとう、ピヨピさん。今のは、バナコちゃんの、誘惑の催眠術だったんだ。」
「きっと、メロンくんを催眠術にかけて、リンゴちゃんをふろうとさせたんだね。」
一方、家に戻ったバナコちゃんは、新しい作戦を立てていた。
「作戦1は失敗したわ。よし!作戦その2、いくわよ!」
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しばらくして、バナコちゃんは、今度はリンゴちゃんの家を訪ねた。
「ピンポーン」
「はーい。あ、バナコちゃん? どうしたの、その格好?」
「フフフ、私は今日から、かっこいい女になるの!」
「へぇ〜、かっこいい女かぁ。ちょっぴり、尊敬〜♪」
「リンゴちゃんもしない?楽しいわよぉ〜〜〜〜」
そういうと、バナコちゃんは得意の催眠術をリンゴちゃんにかけてしまった。
「わたしも・・・かっこいい女に・・なりたい・・」
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「オホホ、それじゃ、まず男をふるの!メロンくんを、ふっちゃいなさい!」
「・・え?メロンくん・・・を?」
「そうよ。かっこいい女になりたくないの?早く、ふっちゃいなさい」
「メロンくん・・・メロンくんを・・・・い、いやよっ!!」
リンゴちゃんには、催眠術よりも愛の力が大きかった。リンゴちゃんは正気に戻った。
「ちっ!催眠術がきかないなんて!こうなったら、最後の手段!死んでおしまい!」
バナコちゃんは、いきなり、剣をリンゴちゃんに振りかざしてきた。
「きゃー!」
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