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ピヨピが着いた先は、陰気な村だった。
「暗い村だなぁ。あの村人に聞いてみよう。すみませ〜ん・・・。!!!」
村人は、ピヨピの目の前で、ス〜っと姿を消してしまった。
「き、きえた!?」
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他の村人たちも、ピヨピが近づこうとすると消えてしまう。
「変だ・・・。ここはいったい? とにかく先へ行ってみよう!」
ピヨピは、本当は怖いけれど、勇気をふりしぼって駆け出した。
すると、巨大なお城が森の向こうに見えてきた。
「あのお城に行ってみよう!」
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ギギィ〜と、重たい扉を開けてお城の中に入ったが、人の気配がない。
「すみませ〜〜ん。だれか、いませんか〜?」
ピヨピは中に進みながら呼びかけてみた。
すると、突然、足元の床がパカッと開いた!!
「うわっ〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
ピヨピは真っ暗な穴の中に落ちていってしまった
その時、変な肖像画がニヤリと笑った・・・
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ひゅ〜、どすんっ!!
「イテテテ、ここはどこだ?真っ暗で何も見えない。」
しばらくすると、暗闇の向こうで、灯りらしきものが見えてきた。
「灯りだ。・・・・!!??」
灯りと思ったのは、怖い顔をした生き物の目だった。
「わ〜〜〜!!バケモノ〜!!」
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「わ〜〜ん!!こわいよ〜〜!」
泣いて後ろに隠れようとしたのは、その「バケモノ」のほうだった。
「君は、パドーダ王の手下じゃない?」
「ううん。ぼくは、ピヨピ。」
バケモノは、ほっとした様子で、ピヨピの側に近づいてきた。
「ぼくの名前は、アカリ。ぼくも君みたいに、落っこちてきたんだ。」
「なんで、この村の人たちは近づくと消えるんだろう?それに、パドーダ王って?」
「それはね・・・・」
アカリは、ピヨピにこの村のことを話し始めた。
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