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丘をいくつか越えたむこうに、でんでんだいこの村が見えてきた。
にぎやかに、デンデン、デンデンという音が聞こえてくる。
「やった〜!あそこにピヨコがいるかもしれないんだ!」
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でんでんだいこの村に入ると、一人のでんでんだいこが、ニコニコして近づいてきた。
「こんにちは。ぼく、でんだいこ。でんでんだいこの村へようこそ。」
「こんにちは。ぼくピヨピ。人を探してるんだ。知らないかい?」
ピヨピは、でんだいこにピヨコの写真を見せた。
「知ってるよ。この人なら、ここにいるよ。」
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「やった〜!ピヨコが見つかった!!」大喜びのピヨピ。
「こっちですよ。こっち。あの家の中にいますよ。」でんだいこは、家が建ってる方向を指差した。
「ありがとう、でんだいこくん。」ピヨピは喜び勇んで駆け出した。
「ピヨコぉぉぉぉおおおお〜〜〜〜!!!」
・・・・しかし、ピヨピの後姿を見ながら、怪しく笑うでんだいこ・・・。
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「ピヨコ〜〜!!」ピヨピは勢い良くドアを開けて、家の中に走りこんだ。
そこには、昼も夜も長い間探しつづけた、愛しいピヨコの姿があった!!
「ピヨピ!?」ピヨピの姿を見て、驚くピヨコ。
「ピヨコ!!やっと君を見つけたよ!」
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しかし、喜びあう暇もなくピヨコは言った。
「ピヨピ!どうしてここに来てしまったの?ここに来てはいけなかったのよ。これは、罠よ!」
「罠?」何の事だかさっぱりわからないピヨピ。
「でんだいこは、私達を殺そうとしてるの。」
「え〜〜〜〜っ!?」
その時、でんだいこは、こっそりとピヨピたちのところへと忍び寄ってきた。
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