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水の国に近づくにしたがって、だんだんとあつくなってきた。
「ふぅ、へんだなぁ。あついぞ。あっ、そうか。今は、ほのおの国に支配されてるって言ってたっけ。。それにしても、大変なあつさだ。」
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水の国にはいったとたん、真っ赤にもえる人がピヨピの前に立ちはだかった。
「ふっふっふ。おれさまは、ほのお。水の国は支配した〜。お前もろうやに入ってろ〜」
「そんなぁ。たすけて〜〜」
「うるさい。メトロス!メトロスブロイヤー!!」
ほのおが呪文をとなえると、ろうやに火がついた。
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「うわ〜ん、これじゃやけ死んじゃうよぉ〜」
火はどんどん燃え広がって、ろうや全体を飲み込んでしまった。ピヨピ危うし!
しばらくして、ほのおはもどってきた。
「そろそろ、とりの丸焼けができてるころだな。おれさまの昼ごはんにしてやろう。」
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ほのおがろうやをのぞいてみた。ところが、ピヨピの姿はなかった。
「!?あっ!!いなくなってる!」
いっぽう、ほのおに見つかる前に、ピヨピは逃げ去っていた。
ろうやの格子が熱で曲がったため、すきまから逃げ出していたのだ。
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ほのおに見つからない場所まで逃げると、ピヨピは、さっき聞いた呪文を思い出していた。
「メ・・・なんとかって言ってたな。ぼくにもできるかなぁ?メ、メト、メト、え〜と・・」
ピヨピはいっしょうけんめい思い出した。
「メト・・・ロス。そうだ!メトロス!」
すると、ピヨピの指先から小さなほのおが出た。
「それから、メトロスブロイヤーだ!!」
さらに、大きなほのおが出た。こうして、ピヨピは、初めての呪文をおぼえたのだった。
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