1ポイント講座

EVAやFLASHのような特別なソフトがなくても、誰でも遊べるお絵かき掲示板で動画を作ってみましょう!

お絵描き動画を作ってみたいけど、どうやってやるのか、わからな〜いという方は、多いと思います。
もともとお絵かき掲示板の動画は、描画過程を見せるために作られていて、アニメ用の機能がついているわけではありません。それで、レイヤー機能やコピー機能などを使って、頭の中で、簡単なパズルを解くようにやり方を考えます。また、動きは全部手描きなので、ビーズ遊びでもするように、ちまちまと作っていきます。それが面白くて私は、はまってしまったのですが、「そんな面倒くさいこと考えるのもするのも嫌だ〜」という方のために、 ここではまず例1に、一番簡単にできる動かし方を書いておきます。

例1

三ナスビ

←クリックして動画を見て下さい(一富士、三ナスビ、二鷹を忘れた(><))

Q:「↑これ、どうやってるの?」

1.お絵かき掲示板には、右下の所に、レイヤーを選択する場所があります。
 そこをクリックすることで、レイヤー0とレイヤー1が切り替わります。
2.まず、レイヤー0を選択して、背景にしたい絵を描きます。(ここでは、背景の青と富士山です)
3.もう一度レイヤーをクリックして、今度はレイヤー1に切り替えます。動かしたい絵(ここでは、ナスドレ君です)を、動き始めの最初の場所に描きます。
4.コピーを選択して、(この場合は選択範囲をレイヤー全部に指定します)絵をドラッグして少しだけずらします。

(コピーの選択範囲は絵のまわりだけでもいいですが、あまり小さく範囲指定してしまうと、元の絵が残って見えてしまう場合もあります。効果を出すために、わざと残像を残してもいいですが、ここでは残像が見えないように、レイヤー全部を選択してしまいましょう。もう少し複雑なアニメの場合、レイヤー全部を指定できない時もあるので、そういう場合は、絵を動かす進行方向とは逆の部分を、より多く選択範囲にいれるといいです。)

5.コピーしてずらすを繰り返しながら、ちょっとずつ根気よく、絵の位置を動かしていきます。
(ちょっとずつ動かさないと、後で見た時に、あっという間の瞬間移動になってしまいます。この作業だけは、ちょっと根気がいりますね。)
6.これで背景つきのアニメの完成です。レイヤーの切り替えも1回ですむので、簡単です。
7.(試作品1では、最後にもう一度レイヤー0に戻って、太陽を描いています。)


例2

オスカル1

←クリックして動画を見て下さい。高速だとちょっと文字が読めないかな?

Q:「描画過程が全然見えないのに、突然、絵が出てくるのはどうして?」

初めての人は、絵が突然出てくることが不思議に思うようです。これは、簡単な仕組みです。レイヤーを使えばいいのです。

Q;「そもそも、レイヤーって何?」

レイヤーというのは、透明なセル(または下敷きと言った方がわかりやすいかな?)が、二枚重なっているようなものです。 上がレイヤー1、下がレイヤー0です。
まず、上のレイヤー1を、塗りつぶしを使って全部塗りつぶしてしまいます。
これで、下のレイヤー0でお絵かきしていても、その作業は、動画では見えません。
その際レイヤー1は、非表示に切り替えましょう。でないと、作業する時もレイヤー0の画面が見えません。
次に、レイヤー0で描いた絵を、レイヤー1にコピーするか、レイヤー1の塗りつぶしを、消し四角を使って消せば、突然、絵が出現したように見えます。
レイヤー1の塗りつぶしの色の消し方を工夫すれば、色々な効果でレイヤー0に描いた絵が出てきます。

非表示にするには、レイヤー1を選択した状態で、右クリックをします。そうすると、赤い斜めの線が出て、レイヤー1が非表示になります。そうして、レイヤー0を選択して、お絵かきするわけです。
MACの場合は、optionもしくは林檎キーを押しながら選択したレイヤーもう一度クリック。そうするとレイヤに斜め線(赤)がでて非表示になるらしいです。
★(注)☆自分が今、どちらのレイヤーで作業しているのかは、常に、確認しながら描く癖をつけましょう。また、両方を表示状態にした時にレイヤー1から見える絵が、動画に反映される絵ということを頭にいれておきましょう。




Q:「時間の調整がむずかしい〜」

<先に説明から読みましょう。>
時間の調整というのは苦労しますよね。
特に、文字を表示させた後などは、あっという間に消えちゃって読めな〜い、なんてこともありますし、ここでいったん動きを止めたいのに〜、なんてこともありますよね。
私も、まだよく感覚がつかめなくて失敗をします。
でも、ある程度の調整の仕方は、こうやってます。↓


背景色と同じ色を使い、背景の部分に何か描く。


・・・です。(え?これだけ?)
動画に反映される時間というのは、描画過程の時間なので、
見えない色を使って何かを描いていれば、画面上の物は、止まった状態に見えるわけです。

ただ、適当に何かを描いていても、時間がどれだけ加算されたかの感覚がつかめないので、

1.例えば、同じ長さの直線を引いて、何本引いたら、どのくらいの時間が調整できるというのを 自分なりに掴んでいくしかないのでは?
・・・と思います。

時間調整については、何か上手い方法を発見したら、私にも教えてくださいね♪・・・メールか、私の出没地点で(笑)。

例3

止まって、なす

↑では、クリックして動画を見て下さい
わかりやすいように、見える色で線をひきました。
最初、ナスドレを止めるための青い線は2ピクセルで60本、
次に、文字を読む時間の為のオレンジの線は2ピクセルで100本引いています。

左の手描き動画やさんリングには、他にも、もっとたくさんの講座や、わかりやすい講座を開いてくれてるサイトさんもありますので、興味のある方は行ってみて下さいね。(手描き動画やさんwebringでは、お仲間募集中です)