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4月29日(火)
・覆面パト
津山へ行く途中、ブイブイ抜かしながら走ってたら、どうも覆面パトカーじゃないか?という車がいたので、じわっと横に並んで中をのぞき込んだら、やっぱりパトカーだったので、「失礼しました」っていう感じで下がっていってパトカーの後ろに入った。そしたら、俺の後ろからきてた車が抜かしていって、どうするんかなと思ったら、やっぱりパトカーと気づいたようで、下がってきて俺の前に入りよった。なんで俺の前に入るんじゃい。
何度か中国道を走ったりしてるうちに、覆面パトカーの可能性が高い車っていうのが大体分かるようになってきた。まず、必ずアンテナがついてる。で、中が見えたらルームミラーが2つついてるし、天井に赤ランプが格納されてる。けど、大抵中が見えないようにスモークガラスになってる。で、ナンバーはその地域のナンバー。
って、ルール破りを推奨するようなことを書いちゃいかんと思うんだけど、スピード違反に関しては、車の性能も道路もよくなってるのに、何十年前に作ったかわからんような法律をいつまでも使ってること自体、国会議員の職務怠慢だと思うので、その批判の意味も込めてスピード違反でつかまらないように覆面の見破り方を書いてみた。
そもそも、なんで中国道の制限速度が80キロやねん。確かに、他の高速道路と比べるとちょっと狭めで、カーブもきついところが多いんだが、覆面パトカー自身が105キロで走っとるやんけ。そんならなんで制限速度を100キロにせんのじゃ。10キロか20キロぐらいはオーバーしてもいいっていうあいまいなルールが気に入らん。まず、「一般道は60キロ、高速道路は100キロが上限」っていう全く実態に合わない法律をやめいっちゅうねん。で、一般道でも100キロで走れるところは100キロ制限にしろ。140キロでも走れる高速道路は140キロ制限にしろ。で、制限速度を1キロでもオーバーした場合の罰則はもっと厳しくしていいから、ここまでやったら出していいっていうラインを明確にしろ。こんな簡単で当たり前のことをなんでやらんかね。

・逆転サヨナラ負け
ゴルフをして帰ってきたら、NHKで中日-広島をやってたのでつけた。場面は中日2点リードの9回裏1アウト1,3塁とギャラードが攻められてるところ。そっから、1塁ランナーに盗塁されて2,3塁。浅井に福留の頭を越える同点2塁打を打たれて大塚に交代。2アウトをとったが、緒方にサヨナラヒットを打たれて逆転負け。おえ、俺は負けるとこを見るためにつけたんかい。
しかし、この逆転も微妙なとこやったなあ。まず、2盗はタイミング的にはアウト。ちょっと谷繁の早急が短かったので、ショートの誰やら若いやつ(なぜか井端君ではなかったみたい)が大事に捕るためにちょっと前に出て捕ったので、追いタッチになった分セーフ。もちろん、アウトだったら2点差で2アウト3塁やから勝った確率は高いし、2盗をされてなかったら福留が下がってるから浅井の打球はレフトフライで、1点は入るが2アウト1塁。次の木村のライトフライで勝ってたはず。あそこで2盗を決めた福地もでかしたと言えるが、アウトにできなかった中日側も勝負弱かった。ヒーローは浅井や緒方になってるけど、実はその前の2盗に重大なポイントがあった。残念。

4月27日(日)
・公職選挙法
先々週投票があった統一地方選で、ある候補者がウグイス嬢のアルバイトを金を払って雇ったとやらで、公職選挙法違反で摘発されたそうな。しかし、こんなもん、全てボランティアでまかなってますというごく一部の候補者を除いてほぼ100%の候補者がやっとるんとちゃうんかいな。そうとちごたら、なんで「私は全てボランティアで選挙戦をやってます」っていうのがPRになるねん。
そもそも、日本の「ボランティア」という言葉の概念がおかしくって、本来のボランティアの意味は「適正な報酬をもらって、自らの意思で進んで何かをすること」だそうな。「それって、普通の仕事やがな」っていう感じだが、例えば、金のためにいやいややってる仕事はボランティアではなくて、ほんとにやりたくてやってる仕事はボランティアと言えるとか、そういった概念らしい。英会話の先生に聞いただけなので、どれだけ正しいか怪しいが。
俺は、それが正しい考え方やと思ってて、日本では、ボランティアと言えば、無償で働くから美しいみたいに思ってる人が多いが、人は生きていかないかんねんから、無償で何かしてあげようと思ったら、それ以外の時間でなんかして金を稼がなあかんことになってしまう。とすると、ボランティアっていうのは片手間でやることになってしまうが、それでいて、例えば重油を運ぶタンカーが座礁して浜が油まみれになったのをボランティアが行って油をすくってたりして、過労でボランティアが死んだとかいうことが起こったりする。こういう、必要で大変な仕事は、日本語で言うところのボランティアでやるっちゅうのは間違ってる。こういうのは、正当な報酬を払って仕事としてやってもらうべきもんであって、その場合、「無償でいいからやらしてくれ」っていう人には「お気持ちはありがたいが」と断るのが当たり前なような。俺の仕事に興味を持った人がやってきて、「無償でいいから手伝わしてくれ」って言ってきたって断るやろ、普通。
ということで、俺は基本的に無償のボランティアっていうのには反対なんだが、確かに、選挙活動なんて本来無償のボランティアでやるのがふさわしいことではあると思う。が、そんなのきれいごとでしかない。ほんとに無償でもいいから応援したい候補者がいる人だけ選挙活動しなさい、それ以外は一切するな、ってなったら、共産党と公明党以外の選挙活動は超貧弱なもんになって、どの候補者が何を考えてるのか全然わからんまま投票が行われるようなことになってしまうんとちゃうか。その結果、一部の極端な思想団体と宗教団体の勢力がめっちゃ強くなって、麻原しょうこう(もはや字を忘れてしまった)も当選してたかもしれん。
ということで、表向き無償やということにして、なんとか団体やら組合やらが人を派遣して選挙活動をするわけだが、選挙活動に対して直接的には報酬をもらってなくても、なんらかの形で報酬をもらってるわけで。(書き方を誤ると逮捕されかねんので、いいわけを書いておくと、選挙活動することによって評価が上がるとか、逆に選挙活動しないことによって評価が下がるとか)そういうのはよくって、アルバイトのウグイス嬢はあかんっちゅうのはどうなんかね。まあ、アルバイトのウグイス嬢を認めると、ウグイス嬢として雇ったことにして金を払って投票してもらうようなやつが出てきて、どんどん金権選挙になっていくという恐れは確かにあって難しい、というか、どっかで線引きは必要なんだろうけど。
かと言って、ウグイス嬢にバイト代払ったぐらいで、「この候補者はこんなひどいことをして当選した」とか言ってやるなって思う。
とうだうだと書いたけど、ここで俺が言いたかったのは、無償のボランティアをあんまり美化しないでくれ、っていうことかな。選挙とはあんまり関係ないけど。

・選挙立会人
今日、嫁のお母さんが、選挙の立会人を頼まれたとか言って行ったんだが、最近投票時間が延びて、朝7時から夜8時までで、立会人は朝6時半集合で夜8時半頃までなのに、なんと交代なし。14時間ぶっ続けの勤務って、そんなん60歳過ぎた人にさす仕事とちゃうで。一応15000円くれてそっから税金引かれたとか言ってたが。なんで税金引かれるの?日頃年金以外に収入ないのに。
他の自治体では6時間で交代というのも聞いたけど、それが当然でしょう。無茶苦茶や。労働基準法違反で訴えないかん。で、なんでなけなしの手当から税金を引くかなあ。

4月20日(日)
・競馬中継
今日、組合の選挙活動でいっぱい電話をかけさせられたんだが、あるお宅に電話したら、後ろで競馬中継が鳴ってるなとは思ったんだが、用件(○○が立候補したのでよろしく、だけ)を告げると「今馬が走ってるんや。こんな時間に電話してきたらあかんわ」と言ってガチャンと切られた。お気持ちはよーくわかります(俺も競馬を見てて、馬が走ってる最中にかかってきたら同じ対応をするかもしれん。)が、俺だって競馬みたいのにがまんして電話しとるんじゃい。むかつく。

・なんでだろう
止まってるエスカレーターに乗るとき、いくら「このエスカレーターは止まってるぞ」って自分に言い聞かせてから乗っても「おっと」ってつんのめってしまうのなんでだろ〜。

・10分1000円散髪
今日、空き時間ができたので、散髪でもしようと思って散髪屋を探してたら、QBハウスとかいう「10分100円」の散髪屋を発見したので、こりゃええと思って入ってみた。髪を切る人が2人しかいないので、10分ほど待たされたが、確かに100分程で完了。オランダの散髪屋と同じく、シャンプーも顔剃りももちろんマッサージもないんだが、カットが終わった後は、独自に開発した吸引機とやらで一応髪の毛を吸ってくれた。これは結構気持ちよかったりする。
が、やっぱり髪の毛の根元とか耳の裏とかに一杯髪の毛が付いてて、気になってしょうがなかった。腕はまずまずで、日曜日にもかかわらず短時間で終わるのはいいが、散髪した後でどっか行く予定があったらダメやな。家の近くにあって、何にも予定がなかったら行ってもええかな。って、何にも予定がなかったらいつもの散髪屋でええという噂も。
というか、散髪屋側の立場に立って考えてみると、これって単に自分たちの業界の市場を狭めてるだけとちゃうんかいな。せっかく、髪を切るだけじゃなく、頭を洗って顔を剃ってついでにマッサージぐらいして4000円とかいうのが当たり前になってるのに、散髪屋は散髪だけします、マッサージはマッサージ屋へ、顔剃りはエステへ行ってください、その代わり、1000円でいいですっていうんじゃ、散髪屋業界はどんどん尻すぼみになるな。今のご時世、物を作っても売れないんだから、あの手この手でサービスしてお金をもらわないと。これからの時代は、なんとか客のニーズに合うサービスを考えてパイを増やしていかなあかんと思ってるのに、究極にサービスを削って安くするっちゅうのは、デフレを加速するね。もちろん、それ(散髪屋は髪だけ切ってくれ)が客のニーズならそれがええんやろうけど、俺はやっぱりたまに散髪行ったときぐらい髪も洗って欲しけりゃマッサージもしてほしいな。ま、今までは髪だけ切って欲しいという人の選択肢がなかったから、選択肢が増えるのはいいことでしょう。でも、これが散髪屋の主流になるのはわしゃ反対。

4月13日(日)
・奈良ドリームランド2
先週、せっかく行ったのにあんまり満足度が低かったので、リベンジのためにもう一回行ってきた。
今週は、同じく日曜日でいい天気だったにも関わらず、がらがら・・・というほどでもなくてそれなりに人はいるんだけど、ジェットコースターとか乗り物はいつもがらがら。飛鳥でもなんでも、ジェットコースターが待ってて、客がそこそこ集まったら出発、っていう感じ。お陰で、いやというほど乗り物に乗れた。これでんがな。これでこそドリームランドやがな。

4月12日(土)
・第二京阪
第二京阪ていう高速道路が開通したというので、うれしがって走ってみた。片側3車線で、飛行機の滑走路に使えそうなものすごい道で、明らかにオーバースペック。こんなとこにこんなもん作ってどないすんねん。これは、地元民としても無駄遣いと言わざるを得ないような。
堀川通りをまっすぐ南に行って、外環を超えたところから始まって、八幡南っていうICで降りたが、降りた場所がどこかわからず、もちろんナビで見ると田んぼの真ん中の道がない場所で、どうやって家に帰っていいのかうろうろしてしまった。まあ、我が家にとっては便利になったか。

・Joshin
ハードディスクのビデオとFAXを買おうと思って、家の近くのJoshin(大久保バイパスの)へ言ったが、買うと決めたビデオは在庫がないわ、配送を頼んで、「10時から夕方6時まで出かけるから、それ以外の時間に」って言ったら「10時から6時までしか配送できないんですよ」って言うわ、FAXも買うと決めたやつが在庫ないって言うわ、でも、俺の目の前に買おうとしてるメーカーの箱が置いてあるから、型番が違うんだろうと思いながらも念のため「これは違うの?」って聞いたら「あっ、これです」ってぼけをかますわ、そのFAX用のインクリボンをくれって言ったら、どれがそのFAXにあうやつなのか調べるのに30分ぐらいかかるわ、電球買おうと思ったら、俺の欲しかったやつだけ在庫が切れてるわ、あげくは、家の近くの10畳ぐらいしかない小さい電気屋さんが開いてたので一応聞いてみたらそこにはあるわ。どないなっとんねん。街の小さい電気屋に品揃えで負けとってどないすんねん。それに、俺が今からJoshinに入社して10日もたてばこの店員よりは使えるようになるなと思ってしまった。
このJoshinは、家から近いのとすいてるのとで気に入ってたんだが、すいてるのもわかろうというもんや。もう二度と行かんかも。
ヤマダ電機とか行くと、安いけど混んでる(特に、車の置き場を探すだけでおっくう)ので嫌やったが、やっぱり混んでるだけのことはあるとわかった。混んでるところは安いし品揃えもいいが混んでる、すいてるところはサービスも悪いし値段も高いし品揃えも悪い。状況によって使い分けるしかないか。でも、電球が品切れじゃ、電気屋とも呼べんな。

4月10日(木)
・定期券カッター
転勤で、JRを使って遠くまで通うことになったので、「JRは定期券をどっかで区切って買うと安くなったりするので、調べてみよう」と思って調べてたら、「定期券カッター」っていう素晴らしいサイト(http://www.teiki.net/)を発見した。
最も安くなる区切り方をみつけてくれるサイトらしくて、最適値をみつけるまで何回でも切ってくれるそうな。
で、大住から安治川口について調べてみると、星田と放出で切って3枚に分けることによって、6ヶ月定期で10万5000円ぐらいなのが9万3千円ぐらいに、なんと1万2000円も安くなるそうな。切符の値段でも調べてみると、大住から安治川口まで普通に買うと740円なのに、大住-星田210円、星田-放出210円、放出-安治川口230円で合計650円。確かに、たった740円で90円安くなるのはでかい。
それはそうと、この定期券カッターっていうサイトは素晴らしい。(これを発見した俺もなかなか素晴らしいと思うが)なんでこんなもんが無料で提供されてるんかね。JRで通勤してる人は是非おためしあれ。

・無政府状態
どうやらバグダッドがいとも簡単に陥落したようで、イラクでは略奪が起こってるそうな。戦争が早く終わりそうでめでたいが、よく考えてみると、突然政府のなくなった国が今後どうなってしまうのかを考えると、すごい大変やな。なんせ、政治っちゅう仕事をしたことある人をほとんど殲滅してしまったわけで、いくら「独裁者を追い出したから、後はイラク人の選んだ人で国をまとめろ」って言ったって、そう簡単にはできんでな。
とりあえずは米軍が暫定統治するにしても、米軍としても略奪してる人を撃つわけにもいかんだろうし、かといって、法律が存在しないような状態で言葉も通じない国を治めるのは無理やわなあ。全く、気の遠くなるような話だ。

4月8日(火)
・天気予報
今日は、天気予報で、「お昼が近づくに連れて天気が崩れて、12時頃がピークでかなり激しく降りますが、その後回復して甲子園のナイターは大丈夫でしょう」って言ってた。そしたら、言ったとおり11時頃から降り始めて、1時頃にはすごい勢いで降ってて、「こんなんでほんまに野球できるんかいな」と思ってたら、2時になったら太陽が出てきて、ちゃんとナイターやってた。
最近の天気予報って、ほんとによく当たる。当たるどころか、時間単位でぴったり当たるから感心してしまう。

4月6日(日)
・奈良ドリームランド
ディズニーランドで美都里に「奈良ドリームランドでいやほどジェットコースター乗せたる」って約束したので連れて行ったが、いつになく混んでた。飛鳥っていう木製コースターとか急流滑りとかそういうメジャーどころは30分待ち。まあ、それはある程度仕方ないんだが、こんなに人が来ることがほとんどないからだろうけど、混雑を緩和しようという努力がほとんど見られないのが腹立たしい。しょうもない自動車に30分も待たされて乗ったんだが、ごっつい広々としたコースにたった6台しか走ってない。で、6台しかないならしょうがないが、あと8台ぐらい目の前に予備の車が置いてある。こんな待っとんねんから、その予備車を投入せいや。さらに、コスト削減で従業員を減らしてるんだろうけど、やっと車が帰ってきても、帰ってきてから次の客が乗って出て行くまでに異様に時間がかかる。
で、いらいらしたままバーベキューハウスとやらに行って、ファミリーセットっていうバーベキューを頼んだら、これまたなぜか30分も出てこんかった。出てきたら、予想通りパックになってる冷凍の肉。なんでこれを出すのに30分かかるんじゃい、われ。しかも、セットにご飯がついてるんだが、単品のおにぎりがすごく売れたからご飯がなくなったとか言って、「ご飯の分お金返すわ」と、4人分で400円返しよった。で、それではおなかがすくから焼きそばを食べようと思ったら、食券が必要で、買おうと思ったら券売機が1000円札しか使えず、両替を頼んだら「今お金が機械の中にしかないからしばらく待ってくれ」と言われ、ようやく1000円札をゲットしたと思ったら焼きそばが品切れ。まじでおっさんしばいたろかと思ったで。
と、やはりディズニーランドと比べるとサービス最低、従業員教育もいまいちと、ディズニーランドがはやるのもよくわかる、って思いながら帰ってきた。組合が会員になってるとやらで安いから、コストパフォーマンスとしてはそれでも悪くないので、今後もまた行くとは思うが。せっかくお客さんがいっぱい来てくれてんのに、もうちょい企業努力せんかい。

4月5日(土)
・ラムズフェルド
どうでもいいことですが、ラムズフェルド国防長官て悪そうな顔してるねえ。マフィアもんの映画によく出てくる、表の顔は政治家だが、裏ではマフィアとくるんで、マフィアも顔負けの超悪いことをするやつ、っていうイメージ。実際にその通りのような気がする。このおっさんが出てきてしゃべるたびに、なんかうさんくさいもんを感じる。

・フセイン登場
昨日のニュースで、フセインが街に出てきて住民を激励してる場面が放送されてたが、あれ、影武者率80%とみた。顔は確かにそっくりだが、フセインにあんな穏和な表情ができるはずがないと思う。いくら住民にいい顔をするために温和な顔を繕っても、どうしても目つきの厳しさは出るもんだと思うが、今回のニュースに出てきたフセインは本当に温和な表情をしてた。死を覚悟すると逆にああなるという噂もあるが、まず影武者とみた。

・Jスルーカード
Jスルーカードで磁気異常が1回出たら、その後機械を通すたびに磁気異常と出るので、遂にブチ切れて、これを改札のおっさんに文句言ってもしゃあないと思いながらも、「今日だけで3回も磁気異常が出たんやぞ。こんなカード使えへんやないか。残額払い戻せ」って食ってかかってしまった。おっさんは、いかにも気の弱そうな顔したおっさんやったが、手元の機械に入れたら異常が出なかったようで、「ここで異常が出ないので払い戻せません」と言い張りよった。まあ、このおっさんには払い戻すと決める権限はないんやろな、と思いやってしまって、引き下がったが、こないだは超満員の改札で磁気異常が出て後ろのおっさんに怒られるし、Jスルーカードは磁気異常が多すぎる。そうでなくても、機械を通過するのがちょっと遅くて、一瞬脚を止めなあかんのがむかついてんのに。JRの自動改札機作ってる会社はあかんで。

・中国
「中国のとことんあきれた人たち」っていう本を読んだ。この本自体は、中国ではこんなひどいことがあったっていうのを羅列した本であんまりお薦めではないが、いくつかおもしろい事例が載ってた。
中国では、子供を売って金に換えるために子供を産むっちゅう人がおるそうな。年収3万円ぐらいに対して、子供が1人4万円ぐらいで売れるとか。4人産んだら15万円、って、そういう問題か。出産費用はどうすんねん、とか思ってしまったが、別に失敗して死んでもええと思えば、医者も助産婦もおらんでもなんとかなるもんなんやろな。こうやって生まれた子供は、もちろん売春宿に行かされたりもするようだが、嫁不足の農村へ嫁として売られたりするそうな。最初から売るつもりの子供にまっとうな教育をするはずもなく、そら、中国にはまともじゃない人間がいっぱいおるはずや、と思ってしまった。
で、毎年5000人ぐらいが処刑されてるらしいが、処刑が行われるとなると、患者、医療チーム、臓器仲介屋といった臓器移植チーム?が一斉にスタンバイして、囚人の臓器を移植するそうな(もちろん違法)。で、業者は数百万儲けるんだとか。どんな人が処刑されるんかしらんけど、悪いことしかせえへんようなやつなら、せめて生まれてきた意味があってよかったという言い方もあるかもしれんが、囚人の臓器を移植されるっちゅうのも嫌なもんやな。
いずれの例も、命の重さのあまりの軽さに驚いてしまった。
そういえば、韓国の工事現場で指導してたことのある人が、ある時、現場で事故があって死者が出たっていうので行ってみると、そこの韓国人が「すみません、すぐのけますから」と言って、死体をずりずりと引きずってのけたそうな。1人ぐらい死んだって、屁とも思ってないらしい。
世の中にはいろんな価値観があるもんだ。

・不況
日本が不況になって久しいが、この不況の原因は接待を厳しく取り締まり始めたところから始まってるような気がしてならない。
人間、会社の金と思ったら無駄な金も使うし、それがまた「これはちょっと悪いことかなあ」と思うぐらいのことをすると楽しいわけで、そういうのを厳格に取り締まって、「絶対いることだけにお金を使いなさい」ってしたら、そら消費マインドも冷え込みますがな。
無駄なことでも、資源を浪費するような無駄(大量消費、大量廃棄)には俺は反対だが、逆に、人間の労力で済むことなら、どんどん使え、って思う。でないと、景気がよくなるはずがない。
例えば、バブルの頃に話題になった、1人○万円のノーパンしゃぶしゃぶで大蔵役人を接待しとったとかって、あほやとは思うが、やりたいんやったらやらしたれっちゅうねん。いくら上等な肉でも○万円に比べると値段はしれてると思うので、ほとんどはパンしゃぶ嬢と店の経営者のふところに入るわけで、そういうあぶく銭を得たやつはまたくだらんことに使いよるねんて。そうやって金は回っていくもんやと思うのに、それはだめだ、オンブズマンだ、内部告発だ、ってやるから、景気がよくなるはずがない。
そもそも、市民オンブズマンて何者やねん。彼らは生産的な仕事をしてるつもりか。そんなことしてる暇があったら、なんか人を楽しませるアイデアでも考えたらどないや。
内部告発をしたやつがまるでえらいかのようにたたえられる風潮も気に入らん。中学の時とかって、ええ子ぶって先生に告げ口するやつは「チクリ」と言って軽蔑してたはずや。もちろん、ほんとにひどいことをするやつが会社にいて、直そうといくら努力しても直すことができず、やむにやまれず内部告発する例もあるにはあるんだろうが、一般的に言って、自分の会社を内部告発するようなやつがその会社でいい仕事をするはずがないと思う。そんなやつを、まるで手柄をたてたかのように持ち上げるっちゅうのはどういうこっちゃ。
権限を持ったやつだけがおいしい目をするのが気に入らんちゅうのやったら、自分もおいしい目をできるように努力せい。おいしいやつをひきずり降ろそうと努力する(代表者:市民オンブズマン)のは、社会全体を下降させるだけで、世の中をよくすることにはならん。
ということで、不況を脱却するには、まず接待解禁じゃ。接待してくれたから便宜を図るっていうのは確かにダメなんだが、でも、飲みに行ったりあほすることによって現状がよく分かったり、コミュニケーションがスムーズになったり、相手の望んでること(って、ノーパンしゃぶしゃぶ行きたいとか、そういうことではなく)がよく分かったり、そういうまっとうな効果はいっぱいあるはず。接待解禁を究極に進めていくと、中国みたいに汚職が当たり前ってなってどうしようもなくなるので注意が必要ではあるが、日本でそう簡単にそうなるとは思わない。
とにかく、今の日本は清心であれということに気を配りすぎるあまり萎縮しすぎてると思う。やっぱり、ちょっと悪いこともしてこそ気分が高揚して、仕事もがんばりゃ無駄遣いもするってなるんだと思う。

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