2004年ドラフト結果
6月18日(金)、ニヒ亭において、今年もドラフト会議が行われました。結果は下記の通りです。ちょっと講評(というか、感想)なぞを。
その前に、去年の講評を読んでみたら、なんと、取っては行けない馬にダイワエルシエーロが載っているではないか。お見それいたしました。謹んでお詫びいたします。
今年は、なんと競合が1頭もないという平穏なドラフトでした。おそらく、みんな取りたい馬がサクサク取れて、今の時点では満足して帰ったんじゃないでしょうか。
新加入のミヤが、並み居るSS産駒を無視して○父を取りまくった(しかも、ヘコ父をとらないというちょんぼ)ことが特筆すべきトピックスでしょうか。
クマチームの指名理由。
今年はあんまり勉強する時間がなかったため、某HP-A(以下、HPA)と某HP-B(以下、HPB)の情報にかなり頼ってます。
ボールドサイレンス:去年、名前未決定枠を使ってまで急流を取ったんだから、今年これをさらわれるわけにはどうしてもいかんかった。HPA:A
ホワイトペッパー:レースパイロットかどっちか、できたらレースパイロットを取ろうと思ってたが、レースパイロットをいきなり1位で取られたのであわてて指名。このパターンでは、過去に○父で母イソノルーブルかツルマルボーイのどっちかを取ろうと思ってたらヒダに母イソノルーブルを取られたのであわててツルボイを取ったという例がある。これにあやかれると最高だが。HPA:A
ステレオタイプ:安藤の妹なので、取らんわけにいかんわね。HPA:B+、HPB:期間を無視すれば一番(長浜厩舎でという意味か)
ランバリヨン:グランロワイヤルとかなり迷ったが、HPA:S評価を信じてこっちにした。HPB:順調にいけば面白いが、の「が」が気になるが。
母Ghost
Tree:HPA:S、超大物を信じて取ってみたが、他のどの資料にも存在自体が載っていない。ほんとに日本に来るんだろうか。ここまで何者かわからん馬を取ったのは初めてやな。あえて取る必要があったか?他の選択肢としては、母フロムビヨンド(チューニーの弟)と母Jungle
Moon(やはり藤澤和厩舎のデインヒル産駒。こっちのほうが確実に日本で走るので、こっちにすべきだったかも)を考えてました。
レットバトラー:兄ダイワメジャーだから取らんわけにはいかんでしょう。大物ではなさそうとかいう評判も読んだが。でも、出走すりゃ2勝は確実なはず。HPA:B+
マヤノモティ:マヤノメイビーの馬券を桜花賞で買って、そこそこがんばってくれた記憶がある。マヤノトップガンの子供を取るのは若干複雑ではあるが、今年のヘコ父では一番と見た。しかし、ヘコ父枠というのは、ほんとにどうでもいい枠になっとるな。この枠を使って取った馬は賞金を10倍にするぐらいのルールにせんといかんな。
ヴァーミリアン:俺注目の石坂厩舎から1頭取りたかったので取りました。ほんとは音無厩舎も1頭取りたかったんだが。HPA:A、HPB:S
エレスサール:ヴァーミリアンとどっちを取ろうか非常に迷った挙げ句ヴァーミリアンを選んだんだが、やっぱりこっちも欲しくなってSS産駒のボナパルトを捨てることにした。これが吉と出るか凶と出るか。HPA:B、HPB:S
マイティーナイト:○父はバブルファンタジー以外に欲しい馬がいなかったんだけど、とらんとしゃあないので無理無理選びました。父バブも高橋祥厩舎(昔はがんばってた気がしたんだが、最近さっぱりっていう気がする)も気に入らんが、残ってた○父では母オークツリーは母が一番いいと言えるんじゃないか。他には、母ビーモルで父特弱のマーシャルアートが橋口厩舎だしいいかと思ったが、橋口は他にいいのがいっぱいいるのにこいつまで走るってことはないような気がして却下。父ライアン母メジロランバダのメジロラガマフィンていうのも池江郎でええかと思ったが、なぜかやめちゃった。もともとは、バブルファンタジー取られたら、しゃあないからメジロラガマフィンの予定だったんだが。あと、母チェリーコウマン×フジキセキっていうのもあったんだが、川村厩舎っちゅうのがようわからんのでやめた。迷った割にどれも走らんような気がするのでどうでもよかったかもしれんけど。
ペールギュント、母シスターソノ、アドマイヤジャパン:こんなもんを3頭もただでもらえるとは、今年はビッグウェーブの予感。何よりも、アドマイヤジャパンが浜田厩舎に入らなかったのがでかいし、なんとHPBの管理人1位指名。母シスターソノは「この産駒はできが違う」らしい。うーん、楽しみ。
アグネスワールド産駒もどうしても1頭ほしかったけど、○父でもないので10位以内で取るのはしんどかったんだが、牝特枠で取れたし、しかも、母ブライダルスイートはHPA:A評価。
これに母エイブルカグラだから、今年の牝特枠はかなり充実してる。
ということで、今年のドラフトはボナパルトが大爆発しないことを条件にかなり満足。我がチームにSSが8頭もいるのは初めてやろな。SSももうすぐ終わりやし、ためとかんと。
タケチーム
1位レースパイロット、2位ラパルースベイは、ある意味今年のドラフトの目玉2頭を持っていったと言えよう。俺はSSを6頭揃えるつもりだったのでラパルースベイは誰かに取られると最初からあきらめてたんだが、ボナパルトを捨てることにするならラパルースベイを上位でという選択肢もあったな。でも、上述通り1位でレースパイロットを取られると自動的に2位はホワイトペッパーにならざるを得ず、結果的にラパルースベイが俺のもんになる可能性はなかったな。候補馬リストに書き忘れてたので、取れたのに取り忘れてたらめっちゃ悔しがらなあかんとこやったので、ある意味2位で取ってくれてよかった。クロフネにならんことを祈る。
あとは、俺の候補馬になってたのはテンザンアモーレとライラプスぐらいかな。すっごい走る可能性もあるような気はする。
走ってもおかしくない馬を揃えたとは思うが、例によってはこのチームは牝特が苦しすぎる。特に今年は苦しそう。ろくな厩舎に入ってないし。
ただし、フレンチデピュティーがすごい種牡馬だったら大ブレイクするかも。
ヒダチーム
キングストレイルはサムライハート以上の動きらしい。ブレーヴハートも、レゴラスもこれから走りそうで期待できそう。4位以降(ウインディーギフトを除く)は俺が見向きもしなかった馬の連発で、こいつらが走ったらでかしたっていう感じやな。ただし、シンメイドゥバレーは取っちゃいかんでしょう。なんで、「弱いところがある」って書いてある馬をわざわざ取るかね。ということで、地雷1個。
牝特はなかなかの布陣が揃ってそう。といつもいいながら、ヒダチームの牝特が走った試しがないような気がするのは気のせいか?
ニヒチーム
サムライハートがただで取れるんやから、他のPOGやってる人から見たら夢のような話。
グッドネイバーは、途中からあちこちで早熟説が出てきたんだが、結果はいかに。
プリンセスルシータは、全くノーマークだったんだが、メイショウドトウの妹でSSか。当然リストアップしとかなあかんかったな。でも、ホワイトペッパー取れたからいいや。
あとは、順当に自分の血統のSSを揃えて、いつものように母ニシノフラワーを取って、とほとんど頭を使ってないようなドラフト。でも、結構な強力布陣やな。
ミヤチーム
注目の初参加ミヤチームだが、1位ディープインパクトでまっとうなスタートを切ったかに見えたが、2位バブルファンタジーに「ちょっと早すぎるのでは?」という声が。
そして、3位で、既に牝特で取ったプリンセスゴールドを再度指名するというちょんぼをしてから波乱の予感。代わりに取ったパッショナルダンスはSS牝馬で池江郎だから走る可能性はそれなりにあるとして、4位父ダンスインザダークのパノラマビューティに「なぜこんな順位で2頭も○父を?」・・・ただ、パノラマビューティは初日いきなり強い勝ち方をした。やりよる。
5位父アドマイヤベガのアッサイティアーモを取るに至って、「こいつ、現役時代を知ってる馬の子供ばっかり選んでるんとちゃうか。さとう珠緒のような取り方やなという評価が定着。
さらに○父攻撃は続き、6位は特弱産駒メイショウブシドウ。そして極めつけは7位ピルサドスキー産駒ナリタベラクルーズ。今年指名された全馬の中で最も走らなさそうな馬と言えよう。これも、ナリタトップロードが好きやったんやろうなあ。POGでピルサドスキーは取っちゃいけないというのは、初心者にはちょっと難しい教訓やわな。
そして、8位のトラストブラックはなんで取ったんだろう。母も知らんし、兄弟にも有名な馬はおらんし。競馬場関係者からなんか有力情報でもつかんだか。このあたりが走ると、やりよると認めんとしゃあないな。実は、誕生日が自分と同じとかやったりして。
そして、結局ヘコ父を取らないというちょんぼを侵してしまったわけだが、○父4頭とピルサドスキーに免じて許したろ。それより、アップルティーとオリエントチャームは取らんかい。ただ同然で取れんのに。
ということで、長年POGをやってきたもんから見ると破格の取り方だが、いきなりパノラマビューティが強い勝ち方をする当たり、運を味方につけてかなりやるのかも。牝特はなかなかの布陣が揃ってる。
ということで、今年のドラフトで俺の目から見た取っちゃ行けない馬は、
1.ナリタベラクルーズ
2.シンメイドゥバレー
これが走ったらほめてあげる馬
トラストブラック
以上。それでは、末永く愛馬を応援しましょう。