アリゾナ&ニューメキシコ
●アリゾナ州
アリゾナ州最初の通過地はTopockです。Topockに入る少し前にコロラド川(グランドキャニオンで有名ですが)を渡ります。さらに、Oatman、Kingmanとなります。そして、このKingmanからのやく100マイルが、現存するオリジナルRoute66を連続して走れる最長のコースとなります。Kingman、Hackberry、Valentine、Truxton、Peach
Spring、Pica、Audley、Seligman、Ash Fork、Williamsと通過します。手元の資料では、この区間はいわゆる山越で、Ash
ForkとWilliamsの間(約20マイル)では、1700フィートも登ることになります。冬などは、道路が凍って、スリップしやすいので、注意が必要と書いてあります。
さらに車を進めるとParksになりますが、途中で64号線から180号線を北上すると、グランドキャニオン国立公園となります。ちょっとRoute66からはずれることになりますが、グランドキャニオンによることにしましょう。なんといっても、今回のこの旅行のきっかけを作ってくれたグランドキャニオンですから。
再び行程をRoute66に戻しますと、Bellmont、Flagstaffに至ります。Flagstaffはやや大きな街で、冬はダウンヒル、クロスカントリスキー、夏は釣や山歩きなど、観光とレジャーのための環境が整っています。また、ローウェル火星観測所もあるということですので、立ち寄ってみたいと思います。
Flagstaffからは、Winona、Winslow、Jopseph City、Holbrook、Chambers、Sanders、Lupton、となります。このあとはアリゾナを後に、ニューメキシコ州へと続きます。
●ニューメキシコ州
西部劇の舞台となることが多いのがこのあたりで、ナバホ族、ズーニー族、シャイアン族といったアメリカ先住民の居留地などが多くなっています。Gallupは、19世紀後半に石炭の採掘がはじまり、一時はかなり栄えた街と資料にあります。また、「Sea
of Grass」というスペンサー・トレイシー、キャサリン・ヘップバーンが出演した映画が撮影されたのもこのGallupの近くでした。
Gallup、Rehoboth、Thoreau、Prewit、Grantsといった街を通って、アルバカーキ(Albuquerque)となります。アルバカーキへは、映画でも有名なリオ・グランデ河を渡って入ることになります。資料などで見ても大変に美しい街で、今から訪ねるのが楽しみです。Tijeras、Edgewood、Tucumcariを通りニューメキシコ最後の街、Glenrioに向かいます。残念なことに、ニューメキシコ州に関しては、私自身全く知識がなく、西部劇の舞台といった印象しかありません。
西部というとデビルスタワーのような風景を想像するかもしれませんが、Route66が通っている場所はあのような風景とは多少異なっているようです。でも、砂漠には変わりありませんので、ちょっと注意が必要かもしれません。
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