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7月1日:午前9:00分 自宅出発
いよいよチャレンジが開始されました。出発の2時間前に空港に着けばいいのですが、首都高速の混み具合が分かりませんので、安全を見て、少し早めに家を出ることにしました。見送りは、長女と孫、次女とボーイフレンドです。人数が多くなってしまったので、長女の家に寄り、車を乗り換えての出発です。
首都高速もさすがに日曜日の午前中とあって、それほどの混雑もなく、比較的スムースに流れていました。成田到着は、午前11時です。ちょっとチェックインの時間には早いのですが、カウンターでチェックインを済ませることにしましょう。
成田空港第一ターミナルに大韓航空のカウンターはあります。日曜の午前中だというのに、かなりの人がターミナルには溢れています。大韓航空のカウンターも例外ではなく、私たちの利用するロサンゼルス行きと、釜山行きのチェックイン時間が重なっているためでしょうか、30分ほど掛かってチェックインが完了です。この日のKE-001便は満席だとカウンターの担当者は話していました。チェックインを終えて、家内は保険の手続きをしました。20日以上の長期に渡る旅行ですので、死亡だけでなく、病気に関する保険にも加入しました。家内に保険の手続きを頼み、私はTCとドルを購入することにしました。本日の交換レートはTCが125円を少し越え、現金は127円を少し越えるところでした。今回のチャレンジを計画した年初から考えると1ドルあたり10円も円が安くなってしまっていました。ですので、総予算をすこし切りつめなければなりません。
ちょっと早めの昼食を見送りに来てくれた娘や孫たちと摂って、出国手続きに向かいます。出国手続きの前に手荷物検査がありますが、ここでちょっとしたトラブルが発生しました。手荷物扱いで持ち込んだカメラの三脚が規定の長さを2cmほどオーバーしていたのです。何回も機内に持ち込んだ三脚でしたが、成田の担当者は厳しく、別送扱いで預けることになりました。
定刻の1:55分に遅れること10分ほどでゲートを出たKE-001便ですが、離陸は2:30分近くになっていました。ロサンゼルスまでは、離陸後9時間30分です。KE-001便には19名のスタッフが登場していて、内5人が日本人スタッフとアナウンスがありました。米国系の航空会社に比べ、飲み物のサービスなど、いいかどうかは別にして頻繁に行われます。
米国系の航空会社では、離陸後すぐに飲み物のサービス、食事、スナックサービス、飲み物、軽食といった具合です。KE-001便のサービスも基本的には同様なのですが、食事の後しばらくしてからと、映画上映の間にも飲み物のサービスが行われます。全体的なサービスレベルは、かなり高いと思われます。別に大韓航空からリベートを貰っているわけではありませんが、行き先が合えば大韓航空はお勧めの会社です。
ちなみに今回の食事は、魚料理かビビンバでした。私は魚料理を選びましたが、家内がビビンバを選び、「日本で食べるのとかなり違っているけど美味しい」と言っています。
9時間30分の時間が短く感じられるフライトでした(もっとも大半の時間は寝ていましたが)。ロサンゼルス国際空港に途中大きな揺れもなく無事(無事じゃなければ大変ですが)現地時間の午前8:00に到着です。到着後入国審査を受け、預けた荷物の受け取りです。成田のカウンターで預けた荷物を受け取り、さらに別送扱いで預けた三脚の引き取りに向かいます。成田のカウンターで預けた荷物は一般のバゲージクレームに出てくるのですが、別送扱いの三脚は、乗り継ぎ便の荷物カウンターに出てきますので、税関を通った後に受け取ることになりました。
とにもかくにも預けた荷物を無事に受け取り、空港の外にでました。最初に二人がしたことは、喫煙です。時代に逆行する夫婦ですので、昨今の嫌煙風潮にはお構いなしで、喫煙をしています。一服が終わったところで、道路に出て、レンタカーのバスを探します。予約は日本で行っていますので、ナショナルレンタカーの巡回ピックアップバスを待ちます。待つといってもアメリカの国際空港では、2〜3分間隔でレンタカー会社の無料送迎バスが空港内を循環しているので、待つというほどの時間ではありません。
すぐにバスが来ましたので、手を挙げ、止まってもらい、乗り込みました。空港から5分ほどのところにレンタカー会社があり、早速手続きです。当初予定した4ドアセダンではなく、キャンセルがあった4WDが使えるとのことで、車を代えることにしました。ちょっと値段が高くなってしまいますが、Route66がどの程度整備されているのかが分からない状態では、乗用車より4WDの方が安全と判断したからです(結果としてこの選択は正解でした)。また同時に利用期間も、当初予定していた7月14日までではなく、17日までに延長することにしました。これは、ニューヨーク滞在をなしにして、その分の日程をワシントンで過ごそうとスケジュールを変更したからです。その理由は、NYは家内も何回か行っているということ、また、私がスミソニアン博物館群を家内に見せたいという思いからです。
ですので、17日は、ワシントンDCを出発し、ニューヨークでレンタカーを返却したらそのままペンシルバニア・ステーションに向かい、Amtrakに乗車という、大変慌ただしいスケジュールになってしまいます。
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