IndiesParade補足資料(5)
エニーミュージックって何?

 

Q1 エニーミュージックって何ですか?

A1 インターネットからオーディオ機器に直接「音楽データ」を配信するサービスです。

 「エニーミュージック」は、ケンウッド、シャープ、ソニー、 パイオニアなどが中心となって設立された会社で、オーディオ機器向けにインターネットから音楽を直接配信するサービス「エニーミュージック(社名と同じ)」を5月20日から行います。

 現在のところ、この4社の他にもオンキヨー、ディーアンドエムホールディングス、日本ビクター、ヤマハが参加しています。

Q2 どのようなサービスなの?

A1 エニーミュージック対応機にインターネット経由で音楽データをダウンロードします。

 従来のオーディオ機器との一番の違いは、エニーミュージック対応機を使って音楽データを購入できる所です。楽曲の値段はシングルは158円から、アルバムを1,050円から購入できます。

 株式会社レーベルゲートとシステム連携及び音楽配信サービスにおいて業務提携を行っています。サービス開始当初は約3万8千曲の楽曲が用意され、オーディオコーデックはATRAC3、著作権管理技術にはOpenMGが採用されています。

Q3 他にどのようなサービスがあるの?

A3 内蔵してあるHDDにデータを記録したり、対応機器から音楽CDを購入できます。

 エニーミュージックに内蔵してあるHDDは、ダウンロードした楽曲の他にも自分の持っているCDからでもストックできます。この時、HDDへのアルバム名、アーティスト名、曲名登録を自動で行えます。

 また、エニーミュージック対応機から音楽CDを注文することもできます。現在のところ「HMV」のみですが、今後は複数のレコード店が追加される事も考えられます。

 この他、プレスリリース(pdf)によれば「各地域ごとにFM放送事業者と業務提携したことにより、全国レベルでFMオンエア中の楽曲情報閲覧が可能になります」とのことです。

Q4 このサービスを利用するのは何が必要なの?

A4 エニーミュージック対応機といわゆる「ブロードバンド」サービスに加入する必要があると思います。

 まずは、エニーミュージックに対応したオーディオ機器が必要になります。現在のところソニーとパイオニア、「エニーミュージック」対応オーディオ機器を発売を発表しています。

 このほか、インターネットに接続する必要があるのであらかじめプロバイダーに契約しておく必要があります。ただ、エニーミュージック対応機のインターフェースを見ると「10BASE-T/100BASE-TX」とあるのでADSL以上のいわゆる「ブロードバンド」サービスに契約する必要があると思います。

 また、エニーミュージックの利用の際は、楽曲のダウンロード料金の他に利用登録手数料315円(初回登録時のみ)、利用料315円(月額)が必要となります。

Q6 インディーズミャージシャンにどのような影響があるの?

A6 直接的にはありません。

 配信される楽曲のほとんどが大手レーベルという事もあり、直接的にはあまり影響は無いと思います。個人的にはmuzie等のサイトと連動して欲しいのですが…

Q7 結局のところiTunes Music Storeのように流行りそうなの?

A7 ハードによる囲い込みビジネスなので、当面は静かに普及していくと思います。

 iTunes Music Storeなどと異なり、エニーミュージックから音楽データをダウンロードするには、エニーミュージック対応機が必要となります。これらの機器はサービス開始当初は10万円前後します。対応機種が普及しなければ、サービス自体も普及しないので、エニーミュージックがいきなり普及することは少ないと思います。普及するには、エニーミュージック対応機種が増える事が必要になります。

 また、エニーミュージックに対抗するサービスや、エニーミュージックで利用されているATRAC3、OpenMGに対抗するオーディオフォーマット、DRMがサービスを開始すると思います。

 

 

作成 横田真俊

04/05/08

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