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ここまで読んで下さった方々、本当に有難うございました。
連載を始めたのが2003年って事で、完結までに4年も掛かってしまいました。
その間、ご感想や励ましのお言葉を幾つか頂きましてとても有り難く嬉しかったです。
なかなかそれに報いる事が出来なくて、また、完結を本で…なんて経緯もあったりしましたが、なんとかこうしてサイトの方でも終わらせる事が出来てほっとしております。
それもこれも良くして下さった方々のお陰です。
本当にありがとうございました!!!!

内容については、まあ、自分なりに当初の思惑通りに進め終わらせられたと思ってます。
途中ちょっと変更したとこもあったりはしましたが、概ね「風来坊で人への執着のなかったビクトールが、自分の気持ちをなかなか認められずに、でも諦められなくてその上フリックの幸せも願っちゃたりもしててじたばたする」お話が書けたのではと思ってます。そんな風に読んで貰えたなら幸いです。
あと本文で説明不足で申し訳ないんですが、ビクフリと青赤の対比で「離れる事の出来ない絆」と「離れても途切れる事のない絆」を書けたらなと思ってました。なんかカミューは一人でグラスランドに戻っちゃうらしいんで…でもそれでも続いてるんだ!と言いたかったです。
あと、ぐだぐだやってるうちに青赤に先を越されるビクフリ…とか(笑
目の前でいちゃいちゃされてドキドキあわあわしてるといいなあと思いました。

そして本にも書いたのですがタイトルのお話を。
「missing(形)」は直訳で「〜が欠けた」「何かがあるべきところにない」「失われている」とからしいです。
が、このお話のは「miss(動)」+「-ing(接尾)」でact.0にある「逃がす」〜「欠けている」+「〜をしているところ(現在進行形)=〜をしている途中」という造語って事でよろしくお願い致します。

それでは長々と続いたお話でしたが、ほんの少しでも何か感じて貰えたのなら嬉しいです。
読んで下さってありがとうございました。
そしてサイトへ掲載を望んで下さった貴方様もありがとうございました。



<2008.09.30 樹林>



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