2005年Kidoワイナリー2回目の仕込み
Kidoワイナリーでの2回目の仕込みです。昨年の経験を踏まえて、これも試してみたいあれも試してみたいと思いが先走りますが、どこまで出来るでしょうか。
今年はワイン好きの若者2人が仕込みに参加し、大変にぎやかで楽しい仕込みになりました。

9月8日
今年最初の仕込みはセイベルです。
何度仕込みをしてもそのシーズンの最初の仕込みは緊張します。
9月24日
自社農場のシャルドネを収穫しました。
諏訪の長崎酒店さんがお客さんを連れて来てくださり、みんなで楽しく
収穫しました。
午前中に収穫し終えたブドウを午後からお客さんに破砕をして頂きました。
皆さん初めての体験で楽しまれたようです。
シャルドネは病気もほとんどなく非常にきれいなブドウの状態でした。
彼は愛知県豊田市出身の須崎大介君です。彼はいつか自分のワイナリーを
豊田市で作りたいという夢を持っています。
そんな夢を応援したいと思い、Kidoワイナリーで2ヶ月ほど研修してもらいました。
彼はイタリアのワイナリーで働いていたことがあり、そんな彼の経験話からイタリアで造られているレチョートというブドウを陰干しした極甘口のデザートワインを造ってみようという話になりました。
こんな感じでナイヤガラのブドウを並べました。まるでミルフィーユのようできれいです。
うまくしぼむとブドウの糖度が上がり極甘口のワインに仕上げることが出来ます。
果たして成功するでしょうか。
10月22日
自社農場のメルローを収穫しました。今回はホームページやダイレクトメールにてお知らせをして参加のお申込みのあったお客さん20名ほどで収穫をしてもらいました。
これが収穫したメルローです。収穫時期をかなり遅くして完熟を待ったため、ブドウの茎の部分まで茶色くなってきていました。
その日の午後仕込みをしました。
このブドウからは順調に行けば「城戸プロジェクトKメルロー2005」が生まれます。ブドウは良い状態でしたが、これから先の仕込みや熟成により、最後まで「城戸プロジェクトKメルロー2005」として出せる品質になるかどうかは分かりません。そうなるよう日々努力をするだけです。
彼は塩尻市小野出身の古田雅洋君です。彼は東京でシェフをしていたのですが、ワイン好きが講じてワイン産地である地元に戻って来ました。2006年の春には自分の家の畑にピノノアールを植える準備をしています。
勉強のためにKidoワイナリーの仕込みを手伝ってくれました。
11月12日
自社農場のカベルネソービニヨンを収穫しました。試験的に植えているので70キロ程度の収穫でした。量が少ないので私と妻と古田君の3人で1時間ほどで収穫出来ました。
晩熟品種のカベルネソービニヨンは冷涼な気候の桔梗ヶ原では完熟までいくことが少ないと言われているのですが、ブドウの糖度的には十分に完熟までいきました。
今後が楽しみです。
2006年3月1日
ブドウを陰干ししたレチョートの現在の様子。
もう3ヶ月以上も陰干ししています。
最初は緑色であったブドウは茶色になってしぼんでいます。


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