公的年金等控除額
確定申告の際の「公的年金等に係る雑所得」の金額は、その年の受け取る年金の額から公的年金等控除額を差し引いた残額となります。
すなわち
「所得の金額」=「年金額」一「公的年金等控除額」
の計算式により求めます。公的年金等控除額は、以下の表のように年齢と年金額により異なります。
| 年齢 | 受け取る年金額(A) | 公的年金等控除 |
| 65歳未満 | 130万円未満 | 70万円 |
| 130万円以上410万円未満 | (A)×25%+37.5万円 | |
| 410万円以上770万円未満 | (A)×15%+78.5万円 | |
| 65歳以上 | 260万円未満 | 140万円 |
| 260万円以上460万円未満 | (A)×25%+75万円 | |
| 460万円以上820万円未満 | (A)×15%+121万円 |
○障害年金または遺族年金などは、非課税所得ですので所得にはいれません。
○その他、事業所得や不動産所得の場合も「収入金額」から「必要経費」等の控除額を差し引いた金額が、それぞれの所得の金額となります。
ご質問、またはコメントやご助言は、までメールをいただければ幸いです。
このページは、 2003.10.13の19:39:49 にアップデートされました。