1999年5月9日(日)最終更新
平成11年度作付け計画 | |
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ポイント ○ 全部で6区あります。 畑全体を6つのうねに分けています。うねの幅は80cm。うねの方向は日当たりを考えて南北にしています。6つのうねを1区から6区とし、それぞれで違う種類の作物をそだてて、連作障害をさけるため順番に輪作しています。1区のところには来年は2区の作物を植え付ける計画です。うねの中にはいくつ種類もの作物が植えてあります。コンパニオンプランツといって、いっしょに育てるといい植物をできるだけ組み合わせています。 ○1区キュウリの隣にショウガ キュウリの同じ列にインゲン ショウガは乾燥を嫌う作物です。キュウリが成長すると、日陰を作ってくれます。日陰となる東側にショウガを植えました。 支柱を立ててネットを張る作業は面倒です。キュウリは家族で4本あればいいので、インゲンを植えました。それから、インゲンの東には、モロヘイヤを植えてみました。モロヘイヤっておいしいのかなあ。お試しです。 ○2区と3区にナス科があるけど。 ナス科は連作をきらいます。ですから、この計画は変だと思うでしょう。ナスの仲間は家族の間でも実に評判のよい野菜ばかりです。なんとかこの種類をたくさん育てる方法はないかとちえをしぼってきました。その結果が、おきて破りの連作しちゃう方法です。 じつはここ数年の経験だと、ミニトマトは連作しても枯れたり病気になったりしませんでした。ピーマンも連作に強いと思います。昨年は11月までピーマンをとりましたから。ジャガイモもそうです。肌が荒れて見栄えは悪き気がしますが、食べるには関係なしです。ただ、大きいトマトやナスは病気にかかりやすいようです。だから、連作を嫌う2つの種類は2区のうねに、半分ずつうえて、3区には、経験上連作に強い作物を育ててます。 ナスは畑に長くいるので次の秋まき野菜がうえられません。ナスの後は空けておいて、台所の野菜くずを埋める予定です。 ○3区の秋作にタマネギ ネギの仲間は病気を防ぐそうです。コンパニオンプランつとしても優秀だそうです。ナス科が2年続きますから、ここで土をきれいにしたくてタマネギを植えます。苗は11月に植えます。自分で苗を育てるには、いそがしい9月に種まきしなくてはいけないので、むりなら、苗を買って植えます。ただ、ワケギは9月に植えないといけないので、そこだけ、あけてしまいます。 ○4区は高うね遅れて育てられるサツマイモ サツマイモは水はけが悪いと育ちません。ここは高く土を盛っておきます。 タマネギがとれるのが5月ですから、それまで作物は植えられません。6月頃植え付けられるものはさつまいもくらいでしょうか。 サツマイモはベニアズマという品種を植えます。苗は高いですが、早く収穫できて抜群にうまいです。そのあとに、ポットで苗を育てておいた水菜(京菜)とチンゲンサイをうえます。京菜の煮しめは大好物です。 ○5区は枝豆中心 枝豆など豆科の植物は土を肥やしてくれます。それでここに植えます。うねのすみには、カボチャを植えます。今年はプッチーニを植えました。うどん粉病が心配です。 ○6区はトウモロコシ トウモロコシも家庭菜園にはなくてはならない作物です。余分な肥料をすべて吸い取ってくれ、長い根っこは、畑を耕してくれ、線虫という小さな虫を減らしてくれ、枯れた後の本体は、わらと同様、畑の土づくりにいきます。結構簡単な作物です。 隣には、人参を植えます。線虫に弱いので、トウモロコシの隣がいいそうです。 秋にはダイコンをまきます。畑が耕されているし、ダイコンは肥料が少ない方がいいので、トウモロコシの後が一番よくできるそうです。 |