<夏1>
2013,04,20 更改
NO | 句 | 備考 | 輪の会 | 竹輪 | シニア句会 |
その他 | |
1 | *新緑の ひかり映ろふ 禰宜の装 | 2013,04,20 | |||||
2 | *青岬 そつと燈台 のせにけり | 三浦市剣崎燈台 | |||||
3 | *紫陽花を わけて江ノ電 鎌倉へ | 鎌倉御霊神社 | |||||
4 | *夫と見る 50年目の 夏の富士 | 箱根駒ケ岳 | |||||
5 | *花は葉に 阿るごとし 半夏生 | ||||||
6 | *人の世を 少し離れて 桐の花 | ||||||
7 | *自販機は 温より冷へ 花は葉へ | ||||||
8 | *四度の滝 滝より滝を 落としけり | 茨城袋田の滝 | |||||
9 | *新緑の 駆け上がり来る 峠かな | 多摩川源流域石保山 | |||||
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11 | *波の間に おのれ自在の 海月かな | 東京品川水族館 | |||||
12 | *峠路 曲がる先また 新樹光 | 山梨櫛形山 | |||||
13 | *空の色 海の色とも 七変化 | 鎌倉成就院 | |||||
14 | *麦秋や ゲートボールの 音しきり | 茨城城里町 | |||||
15 | *禅寺の 山門浮かぶ 新樹光 | 神奈川大雄山最乗寺 | |||||
16 | *滴りや 武士滅ぶ 谷戸やぐら | 鎌倉切腹やぐら | |||||
17 | *故郷や 川の流れも 緑なり | 水戸市桜川 | |||||
18 | *七十路の 一日が暮るる 合歓の花 | 鎌倉六国見山 | |||||
19 | *桜の幹 黒光りして 大暑かな | 東京国営昭和記念公園 | |||||
20 | *梅雨明けや ありし所に ありし山 | 鎌倉七里ヶ浜 | |||||
21 | *万緑の つつむ鎌倉 海に開く | 鎌倉アルプス | |||||
22 | *明日散らむ 蓮の花の 乱れかな | ||||||
23 | *咲きみつる 月下美人の 香に酔ふ | ||||||
24 | *休耕の 畦のにぎはひ 彼岸花 | ||||||
25 | *空蝉や 供花の絶えぬ 稚児の墓 | 鎌倉六国見山 | |||||
26 | *虹二重 遠流の帝 渡られよ | 隠岐海峡 | |||||
27 | *万緑に 一筆描きの 垂水かな | 神奈川酒水の滝 | |||||
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29 | *夏怒涛 幾多の命 神に問ふ | 神奈川城ケ島 | |||||
30 | *故郷の 潮の香りか 夜釣の燈 | 茨城大洗 | |||||
31 | *眼間の 軽きうづきや 大西日 | 知床海岸 | |||||
32 | *青鳩の 翔る湘南 夏盛ん | 神奈川大磯海岸 | |||||
33 | *夕涼や ミナトミライの 屋形船 | 横浜ミナトミライ | |||||
34 | *精一杯 背伸びしてゐる 植田かな | 横浜舞岡公園 | |||||
35 | *貌佳草 話の花も 盛りなり(かほよ) | 鎌倉大船植物園 | |||||
36 | *晩夏光 ひかりのなかの 漁舟 | 神奈川一色海岸 | |||||
37 | *暑き日の 熱き思ひ出 終戦日 | 東京二重橋 | |||||
38 | *日の本の 国の平和よ 猫昼寝 | ||||||
39 | *生きとし生けるものに愛糸とんぼ | 鎌倉扇ヶ谷 | |||||
40 | *金環食 一期一会の 朝かな | ||||||
41 | *雑草と 云ふ草はなし 草の花 | ||||||
42 | *泰山木 深空に放つ 香気かな | ||||||
43 | *海猫の 群に若鳥 数多かな | 横須賀天神島 | |||||
44 | *紫陽花の 参道遥か 由比ヶ浜 | 鎌倉成就院 | |||||
45 | *誰誘ふ 岡虎尾の 尻尾かな | 鎌倉二階堂 | |||||
46 | *万緑の 森の大波 小波かな | 鎌倉六国見山 | |||||
47 | *結界の 内にも外にも 七変化 | 鎌倉明月院 | |||||
48 | *梅雨晴間 ありしところに ありし山 | 鎌倉六国見山 | |||||
49 | *日照雨 虹の欠片を 残し去る | ||||||
50 | *雪洞に 灯す巫女 宵涼し | 鎌倉鶴岡八幡宮 |