俳句ノート

<冬(新年)4>

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更新日 2016,01,08

 NO  句  備考 輪  ちくわ シニア句会  その他
151 精米の 音をちこちに 村師走 2012,12,15
152 遭難碑 寒の落暉を 正面に* 2014,12,20
153 神に会はぬ 夜の巷の クリスマス 2014,12,20
154. ちやんちやんこ 嬉しも寂し 喜寿祝 2014,12,20
155 火鉢抱き 浮子を見詰める 丸太釣 2014,12,20
156 達磨市 並ぶ達磨の 目は白く 2014,12,20
157 神保町 古書肆めぐりて 葱鮪鍋* 2015,01,09 2015,01,20
158 父と子が 祓ふ村社の 初詣 2015,01,09 2015,01,20
159 御降りや 畑の土の 黒ぐろと* 2015,01,09 2015,01,20
160 だるま市 ならぶ達磨の 眼の真白 2015,01,09 2015,01,15
161 廃校の 時計は時を 初明り 2015,01,09 2015,01,15 2015,01,20
162 朝刊を 手に故郷の 初筑波 2015,01,15
163 故郷の 父の衣を借る 御慶かな 2015,01,15
164 捜し人 吾より若し ちやんちやんこ 2015,01,15
165 元朝や 大黒柱を 背に坐り 2015,01,20
166 冬の月 粗大塵とも 里の家 2015,01,20
167 広前の 焚火を囲む 御慶かな 2015,01,20
168 紫煙立つ 祖父の定席 長火鉢 2015,01,20
169 逝く人の 櫛を納めむ 冬薔薇 2015,01,20
170 *古本屋 巡りて後の 葱鮪鍋 2015,01,15
171 *御降りや 土黒ぐろと 里の畑 2015,01,15
172 *寒落暉 まばゆき友の 遭難碑 2015,01,15
173 托鉢の 下駄の片減り 日脚伸ぶ 2015,02,16 2015,02,04 2015,02,19
174 冬すみれ 母をホームへ 送り行く 2015,02,04
175 枯葉踏む 止まれば音の なき墓苑 2015,02,16 2015,02,04 2015,02,19
176 弁財天 寒九の水に 銭洗ふ 2015,02,16 2015,02,04
177 吾が影に 寄り来る鯉や 春隣 2015,02,16 2015,02,04 2015,02,19
178 七五三 衣桁に小さき 長襦袢 2015,10,20
179 見てみてと 追ひ越して行く 柿落葉 2015,10,19
1800 短日や 四捨五入して 今日の無事 2015,11,06 2015,11,04
181 *神無月 衣桁に小さき 長襦袢  2015,11,06 2015,11,04
182 おびんづる さまを撫でたる 寒さかな 2015,11,06 2015,11,04
183 *菊炊くや 晩節汚す ことなかれ 2015,11,20
184 木履を 持ちて帰りぬ 七五三 2015,12,04 2015,12,02 2015,12,20
185 明暦の 大火の話も 火事見舞 2015,12,02
186 茅葺の 屋根の丸みや 初時雨 2015,12,04 2015,12,02 2015,12,20
187 日向ぼこ 耳の眠らぬ 膝の猫 2015,12,02
188 五十年 ともに息災 葱鮪鍋 2015,12,02
189 虎落笛 石塔泣くと 古戦場 2015,12,04 2015,12,02 2015,12,20
190 襖絵の 寒山拾得 鼾かな 2015,12,02
191 戦死とは 言はず散華と 帰り花 2015,12,04 2015,12,02 2015,12,20
192 初鴨や 礫のごとく 着水す 2015,12,02
193 年つまる 百円ショップで 聞く値段 2015,12,04
194 眼裏に 九重連山 眠りけり 2016,01,08 2015,12,20
195 地に戻る 落葉は掃かで よしと父 2015,12,20
196 遊行坂 銀杏落葉の 舞ひ踊る 2015,12,20
197 谷戸止り 寄せては返す 落葉波 2015,12,21
198 世の常の 吾の常ならず 歳の暮 2015,12,21
199 挨拶を 交はせば匂ふ 焚火かな 2015,12,21
200 冬北斗 カミオカンデは あの辺り 2016,01,06

冬5

冬5