ガクッ

・釣行日:04年6月12日
・釣行場所:毘沙門
・実釣時間:19:00〜1:30
・潮時:(長潮)満潮 0:40  13:21 干潮7:22  18:52
・付けエサ:オキアミ
・コマセ:アミ2`、サナギ1`、配合エサ少々
・釣果:サメ、フグ


(釣りキチ日記)
14:00少し前、自宅を出発。毘沙門へ向かう途中、
高磯で竿を出されている三浦海岸週末の釣りのしんさんと、
食いしん坊家族の釣り日記のあーちゃんパパさんへご挨拶に向かいました。
高磯は良い波ッ気がありワクワクするような状況です。
あーちゃんパパさんとは初対面になりますので「初めまして」などとご挨拶。
しんさんは、僕と雑談中にメジナをヒットさせます。
これは毘沙門も期待が持てそうです。

が、しかーし!毘沙門に到着すると「アレ?波が無〜い!」
僕のテンションは一気に下がりました。
やる気が無くなって車中で、1時間程フテ寝を決め込みます。

気を取り直し、やや暗くなった頃より実釣スタート!
その時、自称「幸運の女神」のルパンさんが応援に来てくれました。
ありがとうございます。
世間話しをしていると、ルパンさんの携帯が鳴っているようです。
「えっ!マジで!おめでとうございます!」とルパンさんの声。
電話を切ったルパンさんに伺うと、な、何と!しんさんが黒鯛ゲットとのこと。
しかも、海苔で45cmの良型だということです!
ルパンさんと二人で「スゲー!!!」を連発した後は僕も気合が入ってきました。
急に無口になって釣りを始めた僕に、ルパンさんはつまらなそうです。(笑)
「んじゃ、帰りま〜す」と言って、帰っていかれました。ルパンさん、ゴメンチャイ!

程なくして、釣りを終えたばかりのしんさんも応援に駆けつけてくれました。
ありがとうございます。
しんさんは、良型黒鯛仕留めてニコニコ顔です。
ご本人、「いや〜まぐれですよ」などとご謙遜されておりますが
本当に見事だと思います。「タケさん頑張ってくださいネ!」
と励ましのお言葉をいただき、しんさんも帰っていかれました。

さて、僕の方はといいますと・・・
フグばかり釣れます、いえ、正しくはフグしか釣れません。
そのうちアカメフグまで寄ってきて、毎投ごとにハリスが傷つけられます。
何回ハリスを結び直したことでしょうか、いい加減ウンザリしてきました。
ポイントを少し移動することにします。

移動した場所は、2時間ほど生体反応がありませんでした。
しかし、潮位の上昇とともに潮の流れが良くなっているのがわかります。
満潮時刻に近い、午前0時頃になってガラッと状況が変わりました。
原形を保って戻っていたオキアミが3投続けて取られるようになりました。
そして今度は、オキアミが潰されて戻ってきます。「いる!黒鯛だ!」
しかし、ウキにアタリはまったく出ません。
少し攻め方を変えて仕掛けを張り気味にしていると
ほんの少しだけウキがシモりました。
でも、僕にはこのウキの変化がアタリなのか根掛かりなのか見分けられませんでした。
自信が無かったので半信半疑でそ〜っと聞いてみます。
ゴンゴン!ギュイーン!ノッシノッシ!
「き、き、来たー!」慌ててやり取りの態勢に入りますが竿がのされ気味です。
かなりの大型と推定される強くて重い引きです。
やり取りの時間は5秒位だったでしょうか、
満月にしなっていた竿の曲がりが直線に戻ってしまいました。無念です。
バラシの原因は針ハズレでした。修行が足りません。

この後は、アタリがパッタリと途絶えてしまい
またまた沈黙の時間がやってまいりました。
気持ちを入れ替えて、ラストスパートです。
と、今度は明確なアタリ。
しかし、引きがいまいち良くありません。サメでした。
そして、すぐにまた明確なアタリがあります。
合わせを入れると、重いことは重いのですが
なんだか引きがグニャグニャって感じで変です。
でも、もしかして黒鯛かも?って期待していたのですが
やはり、サメでした。(泣)
どうでもいいのですが、話しのネタにサイズを測ってみますと64cmでした。
「あぁ〜、このサイズが黒鯛だったらな」
コマセの無くなったラスト一投は、フグでした。

でも、今回は新しい出会いもあり楽しい釣行でした。