貴重なアタリが・・・
・釣行日:04年1月24日
・釣行場所:毘沙門
・実釣時間:16:00〜21:30
・潮時:(中潮)満潮 7:25 18:05 干潮00:29 12:39
・付けエサ:オキアミ
・コマセ:アミ2`、サナギミンチ2`、配合餌
・釣果:タナゴ、サメ、ゴンズイ、ギンポ
(釣りキチ日記)
大寝坊で昼前に目を覚まし(前日は夜明けまで起きていたもので)
PCの電源を入れメールチェックするとイップーさんから「今、東風崎のワンドに居ます」
という内容のメールが入っていました。*原文ではありません。
会いに行ってみようかな?とりあえず釣行支度をして自宅を出発しました。
毘沙門に到着し、まずはご挨拶だけでもと思いワンドに向かいます。
ワンドに行ってみますと一人だけ果敢に攻めている釣り師の姿!
他には誰もいませんのでイップーさんに違いありません。
近づいてみますと「タケさんですか?」とお声を掛けていただきました。
「はい、そうですー。イップーさんですか?」
「どうも、はじめましてー」などと挨拶を交し、ご一緒させていただくことになりました。
道具は車に積み込んだままですので、一旦駐車スペースに戻りました。
車の脇でセミヌードで着替えているとハイキングの集団が・・・「キャー恥ずかしい」
支度を済ませ、ワンドに到着するとイップーさんの他にもう一人竿を出し始めました。
その方は、タナゴを釣りに来ているようです。仕掛けもタナゴ仕様みたいでした。
支度をしながらイップーさんに状況をたずねてみますと、あまり良くないとの事。
どうやらエサ取りのタナゴが幅を効かせているようです。
「朝方は波ッ気もあって良かったんですが・・・」って教えていただきました。
僕が到着した時は、波も穏やかで澄み澄み状態。
でも、海水はそんなに冷たいと感じませんでした。
これは日没以降の一発に賭けるしかなさそうです。(実際そうだった)
支度を終えた僕は、イップーさんの手前で竿を出します。
イップーさんは先端寄り、僕はワンドの中ほどで二人並んだ格好になります。
案の定、日没前はタナゴに悩まされる状態。
でも、1匹(24cm)だけ食べるためにキープしました。
イップーさんもタナゴに苦戦されている様子が伺えます。
さて、日も沈んできましたのでここから真剣勝負のスタートです!
僕は、軽く誘いながら際に沿って仕掛けを流します。
数投目、ウキがモゾモゾって小さな海草でも引っ掛けたような微妙な変化が・・・
そっと聞き合わせをするとグィー!!!!!って凄い引きが伝わってきます!
竿をのされそうになりますが、なんとか立て直しやり取りします。
「デ、デカイっす!」何とか水面近くまで浮いて来たところで「来ました!」
と、隣で竿を出しているイップーさんに声を掛けます。
イップーさんに声を掛けたその直後に悪夢は起こりました。
そうなんです、ハリス飛ばされてバラシチャッタ(泣)
僕の経験値で判断すると、小さく見積もっても40オーバーは確実なサイズでした。
冬季限定の貴重なアタリが・・・ショックでしゃがみ込んでいると
イップーさんが慰めてくれました。優しいな〜、イップーさんは。
イップーさんとは、僕のHPで最近知り合ったのですが、
とても穏やかなジェントルマンでした。
「ばらしちゃったから魚散らしちゃったかも知れません」「すみません」
と謝ってから釣り再開しますが・・・サメ、ゴンズイがヒットしてくるだけ。
やっぱ僕のせいだ、「俺のバカ、バカ、バカー!」と心の中で叫びました。
結局、この後は生体反応がなくなり21:30に納竿です。
でも、今回はイップーさんと楽しい時間を過ごせて満足な釣行でした。
魚はそのうち釣れるけど、良い出会いはなかなか無いですから。
イップーさん。
今回はお世話になりましてありがとうございました。
イップーさんは、前日からほとんど寝ていなかったのに、
最後までお付き合いくださいまして感謝しております。
釣果はともかく、ご一緒できたことを嬉しく思います。
春にはまた黒鯛狙いに行きましょうね〜。よろしくお願いします。