夫婦喧嘩は黒鯛も食わぬ


・釣行日:03年4月28日
・釣行場所:毘沙門
・実釣時間:AM0:00〜AM6:00
・潮時:(中潮)満潮3:37 15:29 干潮9:28 21:39
・付けエサ:オキアミ
・コマセ:アミ3キロ、サナギミンチ1キロ
・エサ代:1600円
・狙い:黒鯛
・釣果:カサゴ、ゴンズイ、べラ、アナハゼ



(ヘボ日記)
昨夜は些細な事でカミさんと大喧嘩してしまった。
「あんたなんかもう出て行けー!」とカミさん。
「何だとー!お前が出て行けー!」と僕。
「なんで私なのよ!あんたが出て行け!」とカミさん。
「おー!上等じゃねえか!荷物まとめて出て行ってやらー!」と僕
あちゃ〜、言ってもうた〜。
本当は昨日の疲れが残っているので家でゆっくりしていたかったのに、
今更「ごめんね」とは言えず荷物をまとめます。
でもって向かった先は毘沙門です。(笑)
そう、まとめた荷物とは生活用品ではなく釣具だったのです。
はっきり言ってカミさん呆れてました。(笑)

我が家での夕食を食べそびれてしまった僕は毘沙門へ向かう途中、
牛丼屋に立ち寄り腹ごしらえをします。
その後、エサを調達し毘沙門にはPM11:00頃到着しました。
今日は疲れているので駐車スペースから近いポイントで竿を出すことにします。
でも、ここも黒鯛の実績がある良いポイントです。
まだ潮位も上がっていないので夜明け前がチャンスだなと思いながら
仕掛けを振り込みますが外道の反応すらなかなかありません。
AM2:00頃になってやっとカサゴがヒットしました。
魚の反応も鈍いし海もベタ凪です。
とうとう緊張感がなくなって眠くって我慢できなくなってきました。
車に戻って少し仮眠をとる事にします。

AM3:00に目を覚まし釣り再開です。
潮位も上がってきたのでさっきより状況は良くなってます。「よーし!気合入ってきた!」
暫くするとウキがモゾモゾって反応します。
軽く聞いてみるとなにやらゴンズイのような感触が竿に伝わってきます。
「なーんだぁ、」と思ったらグゥー!って竿を持って行くではありませんか!
「おぉ!こりゃ黒鯛だー」
ハエ根をかわすと意外にもすんなり浮いてきたので速攻でタモ入れ体制にはいります。
ところが、タモの柄を伸ばそうとしたその瞬間、
ウキがビヨーンって空高く舞い上がりました。針はずれでした。「ガックシ!」
引きの強さや重さから判断して多分、40前後だったと思います。
この後、ゴンズイや夜が明けてからはべラなどに悩まされ
本命のアタリの無いまま納竿となってしまいました。

カミさんも心配しているだろうし、そろそろ帰ってやっかな!
って嘘!本当は僕がカミさんのこと気になってるだけっす!(笑)
家に到着し、恐る恐るドアを開けて「ただいま〜!」と僕。
「お帰り〜!」とカミさん。
いつもより少しだけ優しい気持ちでお互いに挨拶を交わすことができた二人でした。
めでたしめでたし。

あっ!でも黒鯛またまたボウズだったんだ〜!!!うぅヤバ!