まグレ?

・釣行日:03年10月11日
・釣行場所:毘沙門
・実釣時間:16:30〜20:45
・潮時:(大潮)満潮 5:17 17:25 干潮11:23  23:34
・付けエサ:オキアミ、ネリックスサナギ
・コマセ:アミ2キロ、サナギミンチ1キロ、配合エサ少々
・釣果:口太×3(最大46cm)、アジ、タナゴ、べラ、フグ、ゴンズイ




(釣りキチ日記)
お昼前に自宅を出発した僕は、いつもの通り一般道路をひたすら走って三浦へ向かいます。
14時過ぎに、えびす屋さんに到着し、「こんにちは〜」とご主人にご挨拶。
お店には数人のお客さんがいます。
すると、その中の一人の男性が「タケさん?」と僕に声をかけてくれました。
僕は、何が何だか状況が理解できず、「はい」と返事をします。
すると、そのおかたは「沢村です、はじめまして!」
うっ!嘘ー!な!なんと、そのおかたは黒鯛倶楽部の沢村さんだったのです。
三浦でも屈指の黒鯛師、沢村さんとのご対面に緊張ぎみの僕、
僕が緊張している為、なんとなく会話もぎこちないです。(笑)
「またお会い出来る機会がありましたら、お願いいたします」などと挨拶を交し、
毘沙門へ向かいました。「今日も頑張るぞー!」

毘沙門に到着した僕は途中で買ったホカホカ弁当を食べてから、磯へ向かいました。
海況はウネリがあり、東風崎は波が被っています。ゴミ捨てにも数人の釣り人が居ますが
潮が上がってくるにつれて、先端部は波が這い上がってきている様です。
僕の釣り座も、潮位の上昇とともに、波が這い上がってくる様になってきましたが
危険な状況ではないので、16:30に実釣開始となりました。

日没前は、練りエサを使ってみますが、小魚に齧られる程度で終わってしまいました。
薄っすらと日も沈みかけた頃、オキアミに変更して同じポイントを攻めてみます。
するとスパッ!ってウキが消し込みました!合わせると重量感は無いものの
元気な引きが伝わってきます。上げてみると可愛い子メジナちゃんでした。(手のひら)
その次は、足裏サイズの小メジナです、仕掛けを振り込む場所を少し変えてみると
25cm位のアジがヒットしてきました。「おっ!こりゃいい!」暫くはアジを狙います。
しかし、アジはこの1匹のみ、すぐにフグの海と化してしまいました。
「何でいつも、こうなんだー!?」
この後は、フグ&ゴンズイのオンパレード、潮も大分下がってきました。
沈み根も、露出してきました。「ヤバイ、またまたボウズかな?」
と嫌な予感が頭をよぎります。
でも、まだまだ諦めたわけではありません、奴は絶対に近くにいるはず!
気合を入れなおしてラストスパートです。
僕が狙っているポイントは露出してきた根の際です。しつこく攻めているとウキがズボッ!
って入りました。しかし、これは合わせた瞬間に一瞬だけ重みを感じて針ハズレ!(残念!)
この後は、またまた沈黙がやってまいりまして、コマセだけが海に消えていきます。
それでも諦めないで、丁寧に仕掛けを根際に止めてアタリを待ちます。
すると、モゾモゾって感じでウキが少しだけ沈みました。反射的に合わせを入れる僕。
一瞬、大きいサメかと思いましたが、ガンガンガーン!って激しい突っ込みを見せるので
これはメジナに違いないと確信してやり取りします。
タモですくって、魚を確認すると、やはりメジナでした。結構大きい口太です。
スケールを当ててサイズを測るを45cmちょいオーバーの良型です。「やった!」
こんなメジナの良型、何年ぶりでしょう、
数年前に46cm(口太自己記録)を釣って以来です。

この後は、集中力が無くなってしまい、とてもルーズな釣り方になってしまいました。
これ以上やっても時間の無駄と判断して竿を仕舞いました。

帰りの道中、R134号からえびす屋さんを覗くとまだお店は開いています。
「あれ?閉店時間過ぎているのにどうしたんだろう?」
魚を見てもらいたいので、ちょこっとだけ寄ってみます。
「ただいま〜」と僕。「おぉー、デカイね〜」とご主人。
正確にサイズを測っていただくと46cmジャストでした。
「写真撮ってあげようか〜」とおっしゃっていただき、デジカメで撮ってもらいました。
近日中にえびす屋さんの店頭に貼り出されるかも知れません。
ポーズを決める時はちょっと恥ずかしかったけど、良い休日になりました。

重量は釣り場で腹とエラを出してしまっていたので正確には不明ですが、
自宅で計ってみると、その状態で1.5kgでした。