☆ 信濃川流域
信州信濃で水源を発した千曲川は新潟県に入ると「信濃川」になります。新潟平野を悠々と流れた後、川は新潟市を東西に分けて日本海に注ぎます。今では護岸に守られて都市の影を映しこみます。ひと時の静けさの時を流れる夜明けのころ 。ビルの向うに太陽が沈む日没のころ。歴史を刻む万代橋附近、堰堤（やすらぎ堤）の桜並木など。
★ 阿賀野川流域
飯豊山麓の清流をあつめて流れる阿賀野川も新潟市の北側で日本海に注ぎます。遠く越後の山々の向うから日の出を迎えるころ川は輝きを増します。
☆ 奥阿賀地域
福島県境に近い奥阿賀地域も四季を通じて楽しめます。阿賀町（鹿瀬）の実川渓谷。麒麟山や阿賀野川の津川地区。たきがしら湿原を始め自然に恵まれた上川 地区。阿賀野川の対岸をＳＬが走る三川地区など。
★ 日本海沿岸
日本海の夕日はとりわけ綺麗だといわれていますが、感動的なシーンに出会えるのは一年のうち数回です。主に新潟県北部の笹川流れから寺泊附近までが私の撮影地ですが、日本海にすそのを落とす弥彦山や角田山附近もお勧めです。
☆ 磐梯高原
新潟から国道４９号線と磐越自動車道があり意外とアクセスの良い磐梯高原は年に何回か訪れます。写真集や雑誌で紹介されていることもあり多くの写真愛好者が訪れていますが、フイルムの空き箱などが投げ捨てられているのを見ると悲しくなります。不動滝や多くの沼など何度足を運んでも期待を裏切らない撮影ポイントは四季を問わず楽しめます。また、喜多方より通じている雄国沼は
６月の中旬〜下旬ころニッコウキスゲが見事です。
★ 鳥海山および山麓
秋田県と山形県の県境に聳える鳥海山へは、今年は５回目の挑戦です。山にはお花畑、山麓は多くの滝とブナの林など魅力ある撮影地です。山の中腹附近から見る落日も見事でした。
☆ その他の撮影地
定期的にホームグランドとして訪れている撮影地を中心に紹介してみましたが紹介しきれないことに気付きました。 歴史と風景の佐渡。 奥胎内や奥三面や入広瀬方面のブナ。 村松の仙見・早出川周辺や慈光寺周辺。 新発田の湯の平温泉周辺などなど。 主に新潟県の下越地区から中越地区と福島県会津地区の一部が中心です。妙高高原や長野県の戸隠高原や鬼無里。 山形県の月山なども好きな撮影地です。
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