写 真 へ の 想 い


写真は誰にでも気軽に取り組めます。
カメラにフイルムをいれて、シャッターを押すだけで誰でもがカメラマンです。
風景や花や旅行や友や家族など、感動を記録にとどめたい時に私達はシャッターを押します。
そして、その中の幾枚かは素晴らしい作品として我ながら・・と感心します。

写真が出来上がってくるまでの「ときめき」は、誰にでも経験のあることです。
その「ときめき」に魅せられて写真を始めました。

しかし、写真を知る程にその奥の深さに驚きます。
基本は「絞り」と「シャッタースピード」の組み合わせだけなのに、その都度仕上がりが随分違う事に気付きます。
アングルや画面の切り取り方。機材(主にレンズの長さ)やフイルムの選定。
そして何よりも大切なシャッターチャンスなどなど・・・。

写真展や写真集などで素晴らしい作品に出会うと、自分もそんな写真を撮りたいと思います。
どうすれば自分にも写せるか考えます。
そのために何処へ行って何をどう撮れば良いのか・・・。
幾度か壁にぶつかりましたが、趣味なのだから定説に拘らず自分流に自分の好きな写真を撮る事だと気が付いた時から随分気持ちが楽になり更に写真が楽しくなりました。

私は、主に風景写真を中心に楽しんでいます。
花や人物にも興味がありますが、人物写真には多少の「演出」が必要な時があるようです。
ごく自然にシャッターチャンスを狙えるようになるには、もう少し時間が必要のようです。

風景写真はとても楽しいものです。
幾度訪れても、時期や時間や気象条件などでその都度違う風景に出会うことができます。
二度と同じシーンに出会う事はありません。
イメージ通りでなくて、一度もシャッターを押さないで帰る事が度々ありますが自然に浸る事ができるだけで充分に満足しています。

最近、デジタル一眼カメラを購入しました。
仕事の関係で暫らく撮影を休止している間に時代は大きく変わったようです。
今はまだフイルムカメラとデジタルカメラの違いに戸惑っています。
デジタルコンパクトカメラは前から使用していましたが、一眼レフを充分に使いこなせないでいます。
研修を受けてみましたが、レタッチソフトでの後工程が理解できていないことが大きな原因です。
しかし、デジタルカメラはホームページやブログにはじつに便利です。
暫らくは、デジタルカメラでの作品つくりに挑戦する日々が続きそうです。

技術の向上と仲間つくりのため、クラブにも所属しています。
写真が好きだと言うただ一つの目的だけで、職業や社会的な地位など全く関係なく多くの人達と交流ができるのもまた格別の楽しみです。
仕事など色々の制約がありますがライフワークの一つとして趣味の写真を続けたいと思っています。

写真は技術以上に根気と体力だとしみじみ思います。体力の続く限り・・・・・・。