[ A01用の鉄道構造物を描く ]

●駅。


島式・450×121px

駅のデザインは画面の雰囲気に大きく影響するので、多少手間だけど描き換えた方が自分流な鉄道になると思う。
* 駅上の無駄な空白(透明部分)を削らないこと。上端が標準背景(130px高)の上端と高さが一致する必要があるから。
* 横幅450が基本だが、別の寸法でも可。但しその場合は「駅右端座標」の設定を変更する必要がある。そうしないと駅停車位置が駅と合わなくなる。


相対式・奥 454×121pix

相対式・手前 450×125px

相対式の場合は、奥と手前の2枚が必要になる。
* 初期の絵は奥が2ピクセルだけ右に突き出ている。手前と奥の絵が完全に重なると奥行感がなくなるので、微妙にずらしてあるのだ。それでも奥行感があるように見えないのは絵が下手なせいか…。
* 島式と相対式の奥の画像は線路に隠れる部分は描く必要がないため、画像高は121ピクセルだが、相対式の手前は線路手前なので下方に伸ばして 125ピクセル高になっている(最大130pxまで可)。描き直す際は、この辺の寸法に注意!


相対式・手前その2 450×125px
相対式の場合、通常は駅手前に架線柱画像を置くが、駅のデザインによっては合わない。設定で駅手前の架線柱を消して(または右にずらして)、架線柱を駅画像に描いてしまうことでこの問題は解決する。初期指定では使用していないが、そういう設定用の駅画像も添付している。


●線路。


32×9px

線路画像(レール+枕木+道床)は、画像高 9ピクセル必須。左右は自由だが1600の約数のピクセルで、また左右に画像がつながらなければならない。
* 積雪レールや夜間レール等は、電車走行キットウェブサイト上にあるので、必要なら別途入手されたし。
* 道床が邪魔な場合は、その部分を透明化した画像にするなどの工夫が必要。9px以外のサイズには原則として出来ないので(電車走行キット旧規格線路画像=130px高にすることは可能。その場合設定を変更する必要がある)。


●架線。


320×50px

架線画像は、最下端をパンタグラフと接するトロリー線にすること。また、架線画像は左右にくり返して表示するので、左右が繋がらなければならない。また、画像高は50px必須。
* キット付属の架線の横幅が 320ピクセルなのには意味がある。A01では関係ないが、M01では 16000の約数でなければならないから。


320*126px

架線柱画像は、左右が架線画像と同じ寸法である必要がある。高さは最大130px。空白部分が無駄に見えるけど、このことで増える容量は大した事はない。
* 初期状態では「トラス架線柱」を使用しているが、キットには他に「コンクリート」「木」「アーチ型」も添付している。必要に応じて設定をこれらの画像に書き換えて使用されたし。
* 駅部分の架線は、普通の柱ではなく駅特有の柱なり梁なりに支えられている例が多い。となると、この柱は邪魔になってしまう。駅画像に駅特有の架線を描いた場合は、設定で簡単に架線左端位置を変えられるので、架線+架線柱画像を右に移動させればよい。
* 背景や前景画像に架線や架線柱を描いてしまう、という手もある。

●踏切。

A01の踏切はちょっと複雑。開閉動作の他に、点滅のオンオフ、どちらから電車が来るかの列車方向表示も行っているので、色々な画像が組み合わさっているのだ。


↑縦に赤灯が並んだ警報機。

↑横に赤灯が並んだ警報機。
* スピーカーと列車方向表示のない警報機を拡張プログラム「A05」に添付しているので、必要な方はそちらもどうぞ。






初期添付の踏切画像は、107×130px。
設定次第で寸法の異なる踏切画像を配置することも可能だが、踏切画像はパーツすべてが同じ寸法でなければならないという制約がある。寸法の違う踏切を描く場合は、全て描き直さなければならない。
* レイヤ機能のあるペイント系ソフトでないと、踏切画像の描き換えは難しいと思う。
* 初期設定では赤灯が縦に並んだ警報機画像が指定されているが、横に並んだ警報機の画像も添付しているので、必要に応じて使用されたし。

踏切画像名は変更できるが、動作との兼ね合いで命名ルールがある(除・踏切道路画像)
* 拡張プログラム「A03」ver.2以降では、2車線踏切(左右に棒があり左側車線側の棒が先に降りる)も設定可能。対応画像もA03に添付している。そのため、A03 v2.0〜では設定方法が異なり、棒に関してのみ踏切画像名の命名ルールに従う必要がない。

種類 ファイル名例 状態 解説
警報機 cross_A1001_B.gif 黄色い文字は動作コードで、変更できない。拡張子も .gifのみ。変更できるのはファイル名の頭の部分だけである。動作コードは必ず大文字、拡張子は必ず小文字でなければならない(以下同)。
線路の奥の踏切は動作/非動作の切替不可。手前動作画像は「動画GIF」形式。
cross_A1001_F0.gif 手前/非動作
cross_A1001_F1.gif 手前/動作
方向指示 cross_A1001_DirL.gif 左から 列車がどちらから来るのかを示す指示。どちらからも来ない状態は、controlgifフォルダ内にある dum.gifを使う(変更不可)ので描く必要はない。
cross_A1001_DirLR.gif 左右とも
cross_A1001_DirR.gif 右から
bar_A1001_F100.gif 全開 動作コードは、棒の角度に100を加えたもの。水平が0ではなく、垂直(全開)が0度、全閉が90度になるので注意。
動作の刻み角は変更可能。初期設定では動作角度15度に設定されているため、動作中のファイルも15刻みになっている。
* 回転棒ではなく上下に動作する遮断器を表現する場合も、仮に角度を刻むものとしてこの命名ルールでファイル名を付ける必要がある。
* 拡張プログラムA03 v2.0〜では、棒に関してはこの命名ルールに従う必要はない。


刻み角 動作段数 解説
90° 2 おもちゃっぽい動作になる。
* 鉄道おもちゃ風シーン用拡張プログラム「A02Kids」の初期設定は、動作角度 45°になっている。
45° 3
30° 4 ファイル数が少なくなるので容量的にはメリットがあるが、動作はぎこちない。
* 実は A01 ver.1.0はこの動作だった。
15° 7 標準動作角度。
10° 10 枚数を増やせば動作はスムーズになるが、列車の速度が速いと踏切動作が追い付かなくなる可能性がある。絵を描くのも非常に手間がかかる。
11
16
bar_A1001_F115.gif 動作中
bar_A1001_F130.gif
bar_A1001_F145.gif
bar_A1001_F160.gif
bar_A1001_F175.gif
bar_A1001_F190.gif 全閉

●信号。

キット付属の信号画像は4灯式で5点灯。2灯、3灯、5灯にしたい場合は描き換えるしかない。
* 拡張プログラム「A03」v1.5〜は、京浜急行のフリッカー信号(6点灯)が可能。
* 拡張プログラム「A05」v2.0〜は、北越急行のG-G信号(6点灯)が可能。
* 拡張プログラム「A05」に、2灯式信号画像を添付している。

  

信号画像ファイル名にも、踏切同様、命名ルールがある。

ファイル名例 状態 解説
signal1L_R.gif 黄色い文字は動作コードで、変更できない。拡張子も .gifのみ。変更できるのはファイル名の頭の部分だけである。動作コードは必ず大文字、拡張子は必ず小文字でなければならない。
signal1L_YY.gif 黄2点灯
signal1L_Y.gif
signal1L_YG.gif 黄青
signal1L_G.gif

参考:動作パターン。

5点灯
















4点灯













↓以下は、基本セット添付の4灯式信号機画像では変である。

3点灯










2点灯







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Opaku's Train Kit (C) Mr.Opaku