●フレーム内表示自動判別。
A01は上のような高さのないフレーム内に表示させる場合に、フレームに設定を自動的に合わせるようになっている(キット初期状態)。設定基準は下表のとおり。
フレーム天地寸法 | 自動設定(標準背景の場合) |
160pixel以下 | 本文やタイトルの有無を無視して電車走行画像をページ最上部に表示。 |
150pixel以下 | プログラムの動作/停止スイッチを非表示として、読込と同時に電車をオートスタートさせる。 (但しスイッチ画像は読込まれてしまう。autostartというパラメータを明示的に trueにすれば読込まれなくなる) |
130pixel以下 | 電車走行画像の天地寸法より狭いフレームの場合、画像をせり上げて線路が欠けないようにする。その分、画像の上から表示が削られる。 (上の例は 85pixelなので、画像上部 45pixel分が表示外になる。なお Netscape4.xでは、フレームの表示寸法は厳密に設定寸法どおりにはならない) |
●HTML指定例:
<frameset rows="154,*">
<frame name="何でも可" src="A01.html" scrolling=no>
<frame name="何でも可" src="このフレームに表示するファイル名">
</frameset>
* フレーム設定は scrolling=no を推奨。スクロールを禁止したフレーム内の方が動作が軽いのだ(低速CPUのパソコンでは差が歴然となる)。
* フレーム名は何でも可だが、同じ名前が複数あってはならない。
* フレーム内自動設定如何にかかわらず、zeroTopMargin=trueに設定した方が読込中の見栄えはよい(特に低速アナログ回線では差は歴然)。
●拡張背景設定時について。
A01は標準とは異なる鉄道シーンサイズに設定できるが、サイズによってフレーム関係の処理が異なる。
鉄道シーン高 | 解説 |
標準(130px)〜 260px | 上記のフレーム内自動設定を、そのシーン高にあわせて行う。 |
260px超 | フレーム内自動設定は解除される。 画面最上部に走行シーンを表示する場合は、明示的に zeroTopMargin=trueにしないといけないし、風景画像より高さの少ないフレーム内に表示された場合の処理も行わない。 * 高さのある鉄道シーン+フレーム内自動設定という組合せは、ページデザイン上、何かと不都合があるのだ。 |