10:40分に郡山を出る。今日の目的地は新潟県糸魚川市。ネットで検索して付近の道の駅や温泉を調べておいた。マピオン によるとおよそ260キロ、時間にして6時間半の道のり。49号を会津坂下まで西へ向かう。会津坂下からは252号線に乗り換え南西へ。途中会津三島町のクラミツ邸に顔を出し、新潟県魚沼市でR252−R17−R252と乗り換え、更に十日町市でR252−R117−R253に乗る。途中253号を逆走して、往復30キロくらい余計に走ってしまった。魚沼市では、ユウコさんは「魚沼産コシヒカリ」と連呼していた。
魚沼で気付いたのは、3階建ての家が多いう事だ。1階はコンクリートの基礎でできていて、その上に通常の2階建ての家が乗っている。1階は駐車場になっているようでシャッターが閉まっている。大体の家がそういう造りになっている。恐らく雪が尋常じゃなく降るんだろう。シャッターが無いと大変な事になるんだろうなと想像する。車も屋根の無いところにはとてもじゃないけど置いておけないのだろう。2階建ての家でも書庫には大概屋根があった。雪が積もった様子を見て見たいけど冬に只見の峠を越えたいとは思わない・・・。(ちなみに積雪のデータを検索したら、昨年度十日町市で一日の最大積雪深は192cm!とのこと。一日で2mってありえないだろ・・・。こんなページがあってリアルタイムで更新されているのが物凄い雪国というのを物語っている気がする。 )
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6時起床。夕べは何度か起きたものの、フラットになった車内では割に眠る事ができた。足も何とか伸ばす事ができたし、フィット侮りがたし。熱くて寝苦しいと言う事も無く逆に少し涼しいくらいで20度ぐらいだったのではなかろうか。
今日の第一目的地である美術館に向かいながら8号線を南西へ下る。海沿いの「天下の険」と呼ばれる海沿いのクネクネした道路を走る。とても面白い。9:00、マクドナルドにて朝食。9:30、目的地「下山芸術の森 発電所美術館」に到着。(以下コピペ:北アルプスを背景に広がる黒部川扇状地。その田園風景の中に下山芸術の森があります。その施設の中心にあるのが、大正15年に建設されたレンガ造りの水力発電所を再生した「発電所美術館」です。取り壊される予定だった「旧黒部川第二発電所」を北陸電力株式会社のご厚意により譲り受け、美術館として新たに生まれ変わりました。自然環境と調和し、長い歳月を経てきた歴史ある建物は、後世に残すべき貴重な文化遺産と認められ、1996年11月に国の「登録有形文化財」に指定されました。)
ユウコさんは企画展じゃなくて、建物自体に興味があったみたい。確かにとてもよかった。昔の計器類が凄く良い。HITACHI製の部品が多い。「遠方補助継電器」とか「3号界磁盤」とかずらっと揃ったメーター類や色褪せたダイヤルやらいくつものレバー、見ているだけでワクワクとする。(右下の写真は建物の裏側。この高低差を利用して落ちてきた水の力で水車を通じてタービンを回す)
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いざ帰路へ。と言っても今日も車中泊。予定していたいいやま湯滝温泉に到着したのは19:30。夕食はそこでみゆきポークカツ丼(みゆきポークという現地の豚肉、柔らかくて美味)を食べてゆっくりお風呂に入る。ここのお風呂は内風呂と露天風呂があって、どちらも広くて気持ちが良かった。また来てみたくなるくらい良かった。料金も安い。その後、道の駅千曲川(ちくまがわ) に移動して車中泊。
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昨日に比べ更にぐっすり眠れた。道の駅の割に車の出入りが少なくて静かで良かった。今日もやはり暑くなく寝苦しい事も無く涼しいくらい。6:30に起床し7:10発。帰りの途中もクラミツ邸に寄り、昼食にソバを食べて行く。結局家に着いたのは17:10。総走行距離は959km。一日平均320km。やはり3日あると楽だ。
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というわけで、燃費にしても快適な就寝スペースとしても、フィットは充分満足のできる車と言って良い。そう考えるとやっぱり車って実用性だよなと思う。