XPからVistaになって変更されたポイント
スタートメニューの変更
- 1、ウィンドウズキーを押したときのスタートメニューが変わりました。
- 標準ではフォーカスが<検索>にあるため、ソフトの頭文字を入力すると検索画面になります。
もしも頭文字でソフトの場所へジャンプしたければ、上カーソルを2回ほど押して<検索>から抜けたあと、頭文字を入力します。
<参考> 誤って検索へ文字を記入した場合、<Escキー>で検索結果のウィンドウは消えます。
- 2、終了のキー操作が変わりました。次の操作になります。
- 1、ウィンドウズキーを押します。フォーカスは<検索>にあります。
2、右カーソルを1回押すと、休止状態へ移動します。
3、もう2回右カーソルを押すと、<シャットダウン>へ移動します。ここでエンターを押すと終了されます。
CD書き込み方式の変更
- 1、CDRなどへのデータの書き込み方法がXPと変わりました。
- XPのときのデータCDの作成では、ファイルをコピーしてから書き込み操作をするだけでした。
Vistaでは、フロッピーと同じように書き込みができる<ライブファイル システム>が標準になっています。
XPと同じ書き込みは<マスタ形式>とよばれて、これを選択する操作が必要になります。
- 参考
<ライブファイル システム>
- 1、Vista既定の書き込み方式です。
2、最初だけディスクのフォーマットがされます。
3、Windows-XPで読み込みできます。
4、書き込み後の取り出しのとき、<セッションを閉じる>という終了操作が行われます。
5、フロッピーのように読み書きできますが、CD-Rなどの<R>ディスクではでは削除しても空き容量は増えません。
- <マスタ形式>
- 1、Windows-98などの古いパソコンでも読めます。
2、この書き込みを始めるには、形式を選択する操作が必要になります。
3、フォーマットの必要はなく、ファイルの貼り付けのあと書き込み操作をします。
4、多くのファイルをまとめて書き込んで保存するのに適しています。
その他の変更ポイント
- 1、強制終了の操作が変わりました。
- XPのときは、<Alt + Ctrl + Del>で<タスクマネージャ>が表示れて、タスクを終了させました。
Vistaでは、<ログオンの切り替え画面>が表示されて、ここからシャットダウンできます。
- 2、設定変更しようとすると、<ユーザーアカウント制御 UAC>の確認メッセージが出ます。
- <続行するには、あなたの許可が必要です>と読みます。
<続行><キャンセル>は<Tabキー>か<左右のカーソル>で読ませてエンターを押します。
- 3、XPの<マイコンピュータ>と<マイドキュメント>の<マイ>がなくなりました。
- Vistaでは、<コンピュータ>と<ドキュメント>になります。
- 4、コントロールパネルの項目の名前が一部変わりました。
- <プグラムの追加と削除>が<プログラムと機能>に変わりました。
<ユーザー補助のオプション>が<コンピュータの簡単操作センター>になりました。
ワード・エクセル関連
- 1、ファイル形式が新しくなり、古いワード・エクセルでは読めなくなりました。
- 古いファイル形式で保存すれば、今までどおり読み書きできます。
- 2、メニューの構造が変わりました。
- 新しいものは<リボン>と呼ばれて、内容や分類がまったく変わりました。
カーソルでリボンを選択して、リボンの中の移動は<Tabキー>になります。
システム関連
- 1、デフラグが自動的に実行されるようになりました。初期設定では1週間に1回です。
2、画面のウィンドウを半透明にする<エアロ>機能がつきました。
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