Windows7    XPと同じ形式でデータをCDに書き込む(マスタ形式)

Vistaになってから、フロッピーのようにデータの書き込みができる<ライブファイル>システムが追加されました。
この<ライブファイル>では、書き込みの前にディスクのフォーマットが必要になります。

XPのようなフォーマットが要らない書き込み形式は<マスタ>と呼ばれて、書き込みのときに少し操作が必要です。
このマスタ形式は他のパソコンと対応がよく、データの受け渡しには無難な形式でしょう。

<注意>
ここで<マスタ形式>に設定してもディスクを取り出すと、次からまた同じ操作が必要になります。
取り出さなければ<CD/RW>ドライブは書き込み可能な状態になっています。

<参考>
Vistaでは、<ライブファイル>が優先で<マスタ>はオプション扱いでしたが、Windows7では選択ウィンドウの中で選びます。
ここでは前に使った書き込み形式が選択されています。


<マスタ形式>の書き込み準備をする

手順1 空のCDRディスクを挿入します
しばらくすると<自動再生の選択ウインドウ>が開きます。
PC-Talkerでは、<自動再生の選択><ファイルをディスクへ書き込む><Windows CD空のオプション>と読みます。
Focus-Talkでは、<自動再生オープン><DVD RW ドライブ>などと読みます。
どちらの場合も上下カーソルで、<ファイルをディスクへ書き込む>を選択してエンターを押します。
手順2 書き込み設定のウィンドウが開くので、タイトルを記入します。
Focus−Talkは、ディスクの書き込み オープン 10 08 2010>のように読みます。
日付は<日 月 年>の数字だけです。<例>2010年8月10日は 10 08 2010 になります。

フォーカスは記入欄にありますから、左右のカーソルで数字を読ませます。
別のタイトルを付けるなら、数字を削除して記入します。
タイトルの内容を確認したければ、Tabキーを7回ほど押すと、一回りして読み上げます。
<注意>
ここでエンターを押すと、前に設定した書き込み形式の操作が始まります。

したがって同じ書き込み形式を使うなら、2回目からはタイトルだけを記入して、
手順4以降は不要
になります。
もしもエンターを押さないでTabキーを押すと、手順4からの書き込み形式の選択操作になります。

次からライブファイル形式とマスタ形式の切り替えになります。

手順3 タイトルを記入したら<Tabキー>を1回押します。ここが<ライブファイル システム>の選択位置です。
Focus−Talkでは、<タブ ラジオボタン USBフラッシュドライブと同じように使用する>と読みます。
手順4 更にTabキーを2回押します。ここが<マスタ形式>の選択位置です。
Focus-Talkは、<ラジオボタン CD/DVDプレーヤーで使用する>などと読みます。
手順5 <マスタ>の選択位置で説明を読ませたら、エンターを押します。
または、Tabキーを2回押して<次へ>へ移動してエンターを押します。
手順6 コンピュータの<CD/RWドライブ>が開いて、書き込み可能な状態になります。
Focus-Talkでは、<ウィンドウズ エクスプローラ オープン>と読みます。 

これで書き込み操作の設定は終わりました。次は書き込みを実行します。

<マスタ形式>で書き込む

手順1 書き込みをしたいファイルのあるフォルダへ移動して、コピーをします。 (コピー操作は省略)
手順2 CD/RWドライブへ戻って、貼り付けをします。 (貼り付け操作は省略)
貼り付けが終わると、<ディスクに書き込む準備が出来たファイル>と読みます。
手順3 書き込み操作をします。
1、Altキーを押して、メニューへ入ります。
2、下カーソルで<ディスクへ書き込む>へ移動してエンターを押します。これで書き込みが始まります。
手順4 書き込みが終わると、ドライブのふたは自動的に開きます。

終わり

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By にいがた窓の会

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